走り鳰

走り鳰とは、「悪魔のリドル」の登場人物である。

CV 南條愛乃

概要

出席番号10番。唯一ミョウジョウ学園の生徒。人懐っこくて噂話が大好きなお調子者。愛用のタブレットをいつもいじっている。任務についての説明をするなど、黒組の秘密を知っているフシがある（公式サイトより）。

もう1つの顔

その正体は、暗殺者であると同時に黒組の裁定者でもある。早い話が暗殺者たちと黒幕である理事長のパイプ役だろうか。暗殺予告票を出した者には望みの報酬を聞く、或いは再確認する。
アニメでは3話では電話で話し、8話では直接会って話している。原作では武智乙哉が退学する前に直接会って理事長と話をしており、後者では彼女曰く、「晴ちゃんを卒業させるつもりはない」と言っている。

上記の性格に加えて、三下と兎角に呼ばれた際にノリノリで「三下ッス」と切り返すなど、やや道化のような行動もあるが、ルールを無視して黒組に残ろうとする乙哉を強制退学させたり（この際、「アンタは退学なんだよ」と普段の彼女とは異なる話し方をしていた）、アニメでは制服を切り裂いた際に彼女を震え上がらせている。
素肌を他人に晒す事はなく、大浴場に顔を出さないばかりかプールの時も予めダイバースーツに着替えているなど、徹底している。しかし9話のシャワーシーンでは、体中にタトゥーのような物が見受けられ、乙哉はこれを見た可能性がある。また、退学者の机に花を置いているのは彼女である。

走りという名字は非常に珍しいが実在しており、鳰という名は滋賀県の県鳥に指定されている。この事から、同県出身の溝呂木からは滋賀県出身だと言い当てられている。メロンパンが好物で、作中で食べているシーンがある。
原作では所謂同性愛者のような絡みが多い生田目千足と桐ケ谷柩に「キモイなあいつら」と呆れていたシーンがある。その一方で作画担当の南方純の同人誌「小悪魔のリドル」では百合に対して主従関係以上の好意を持っている描写も見受けられる（ただし、あくまでも同人誌なので公式かどうかは不明、一応原作の高河ゆんも参加しているが）。
152ｃｍという身長な見た目ロリだから胸はそんなにないだろうと侮るなかれ、公式によるとなんとDカップあるのだという。
 
晴に対しては「兄弟全部と母親を殺した」「悪魔」「とんでもない奴」「生き残るために何でもしてきた」「着々と罠を張っている」など、晴自身が兎角に話した内容とは大きく異なっている。

加えて他人を煽る言動が多く、それがきっかけで春紀や伊介の怒りを買っている。

さらに秘密

その正体は東一族と並び称されるほどの勢力を持つ暗殺の名門・西の葛葉出身の暗殺者である。葛葉家は東家と枝分かれしてからは呪術関係の技術を身に着け、それを暗殺に使用してきた一族。鳰の体に掘られているタトゥーは相手を催眠状態に陥らせるためのモノであり、日常で徹底して素肌を隠していたのもそのため。ちなみに、タトゥーの絵柄は鳳凰。

ミョウジョウ学園理事長・百合目一に拾われて以降百合に心酔しているようで、百合の一言一句に忠実に従い手足となって活動している。地下の墓所の存在も知っている事から、百合からも信頼されているようである。

原作における走り鳰

理事長の百合がロミジュリ回の頃から出ており、必然的に両者の絡みが増えている。また、黒組について不審に思い始めた溝呂木先生に暗示をかけるなど、西の葛葉の人間だと思われる描写がある。

アニメ第13話の走り鳰

同じく裁定者として参加、臨海学校の向かっている船を沈めてチャームの奪い合いを始める。
しかし、バーベキューに夢中で首藤涼がチャームを取った瞬間を見逃すなど、あまり仕事はしていない。

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関連項目

• 悪魔のリドル