超武技-滅-とは (チョウブギメツとは) [単語記事]

当記事は、ゲーム実況者の稲葉百万鉄による「◆剣神ドラゴンクエスト　実況プレイ◆」の動画内容、及び『剣神ドラゴンクエスト甦りし伝説の剣』のゲーム内容に関する重大なネタバレを含みます。閲覧する際は、予めご了承ください。

超武技-滅-とは、勇者ロトの血を引きし勇者イナババが最も得意とする剣技である。

概要

勇者イナババの剣術は見てくれは単純だが、その実内包された威力は計り知れず、型によってバリエーションに富んだ技名を付けることがある。縦斬りは『活殺流影斬』、右斜め斬りは『龍虎演武』、左斜め斬りは『THE END』となっており、その中でもイナババの最も得意とする剣術は右から左への横斬り（薙ぎ払い）、『超武技-滅-』である。

奥義として『爆裂斬り』や『真空烈風斬』などの剣ゲージを溜めて放つ高威力技を冒険の中で習得するのだが、コスパが良い『超武技-滅-』の方が何故か重々しい名前が付けられている。「超武技」という部分がイナババも知る某ゲームの主人公の技名を彷彿とさせるが、関係あるのかどうかは定かではない。

敵の現れ方や数によって縦斬りや斜め斬りの方が効率よく倒せる場面もあるのだが、自身の必殺技に対する絶対的な自信と信頼でとにかく横斬りを放つため基本攻撃となっている。決して他の技より出しやすいからではない。

ちなみにイナババはこの技の使い手を「メッツァー（滅er）」と呼称する。しかし、前述の通りこの技および技名はイナババのオリジナルのものなので、メッツァーはこの世においてイナババただ1人のみである。
しかし、実はこの『滅』をイナババの剣の師匠である「ベガ」先生も扱えることが分かり、さらにベガ先生はロトの剣ではなくただの日本刀でも放つことが出来ることも分かった。だが、イナババのプライドからのものなのか、はたまた自身が命名した技名への無意識からの恥じらいなのか、『滅！』と叫ぶベガ先生に「やめてください」と嘆願した。

竜王との戦いでトドメの一撃に放った『滅』を最後に、イナババは『滅』を封印…したはずだったが、その後ラダトーム城のローラ姫とどうしても”お戯れ”をするため、煩悩のあるがままに結局その封印を解放。しかし振るった剣は思っていた結果には繋がらず、嘘情報を伝えたベガ先生への怒りの咆哮と共に『超武技-滅-』はその役目を終えた。

派生技・類似技

超武技-滅・連式-

ステージ5「氷の迷宮」にて、「かげのきし」との戦闘でイナババが新たに編み出した『滅』の派生技。敵の一瞬の隙を突いて放つ横斬りの高速二連斬、その名も『超武技-滅・連式-』である。それまでの道中で『連式』であったり『連式』以上の高速斬りは既に放っていたようにも思えるが、気にしてはいけない。
肉体への負担も大きいのか、「ベロリンマン」との戦いでこの技をトドメに放った際は不発に終わった。

超武技-滅・参式-

ステージ6「守りしモノ」にて、「死のさばく」を越えた山岳地帯に現れる敵も『滅』で一掃していくイナババ。そのイナババの前に、またもやよろいのきしが立ち塞がる。そこでイナババは、以前のかげのきしとの戦闘において放った『連式』を更に上回る高速の三連斬『超武技-滅・参式-』を編み出した。三連斬も既に見た覚えはあるが、気にしてはいけない。

超武技-滅・破邪式-

ステージ7「竜王の城」にて、遂に竜王の城に辿り着いたイナババとモモたん。しかし、城の前で突如として現れたメイジキメラにモモたんは捕えられてしまう。世界と、そしてモモたんを救うべく、単身竜王の城に乗り込むイナババ。目の前に立ち塞がる竜王軍を薙ぎ払い、命からがら玉座に辿り着く。が、そこにはイナババへと牙を剥く、身も心も悪に染められてしまったモモたんの姿があった。強大な魔力で襲い掛かってくるモモたんだが、イナババは決して希望を捨てず、まだモモたんを救えるはずだと剣を振る。幾多の攻撃を掻い潜り、イナババは遂にモモたんの心に巣くっていた悪霊を引きずり出す。そして、破邪の剣技にして『滅』の極意『超武技-滅・破邪式-』を放ち、悪霊を討ち払うのだが…。

ギガスラッシュ

この世界には、知る人ぞ知る古の剣の使い手「ギガッシュ」の名が伝説として存在する。モモたんよりその名を教えてもらったイナババは、ラダトーム城の剣士である「ヒダリ＝スライド＝オジサン」にギガッシュについて問うてみた。氏曰く、ギガッシュには生前自身で編み出した究極の剣技があり、その剣技はあの竜王すら恐れるという。彼がこの世を去った後、受け継いだものは誰もいないというその剣技は名を『ギガスラッシュ』と言い、実はヒダリ＝スライド＝オジサンはその剣技について記された巻物を密かに持っていたのであった。
「生半可な気持ちでは自分のモノには出来ぬぞ」、そんな厳しい言葉と共に、それをロトの血を継ぐ勇者ならば使いこなせると感じたヒダリ＝スライド＝オジサンは、竜王討伐の願いを込め、その巻物をイナババに託すのであった。

この剣技は、電撃のような気を纏った剣を左から右への薙ぎ払いで相手に叩き込む、イナババの得意とする『滅』と型の同じ必殺技である。当初使いこなすことが難しいと思われたこの剣技だが、なんとイナババはたった2日の修行で技を自分のモノとし、竜王との戦いにおいてその威力を存分に発揮した。
一見出し難そうな技だが、実際は剣を「＋、×、－」と振ればいいだけなので何なら真空烈風斬などよりも出しやすい。
ちなみにこの技はモモたんからギガッシュの名を聞く前でも習得可能なのだが、それではストーリー的にモモたんがあまりにも不憫なためオススメはしない。