量産型 単語

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リョウサンガタ

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量産型とは、同一モデルが大量に作られる・用いられているという意味合いで、そのモデルの単語の頭に冠される単語である。

「量産型〇〇」という形で多く使われる。「〇〇量産型」と使われることもある。

概要

  • TVアニメ機動戦士ガンダム」のキャラクター商品であるバンダイが発売したプラモデル『量産型ザクが由来となった単語である。
    • 但し、アニメ劇中では「量産型ザク」という呼称は使われておらず、「ザク」のみである。
  • 1980年、この単語が発生するまでは、実際の工業製品においては「生産」「完成」等で呼称されていた。
    • 現在は、サブカルチャーから生まれたこの「量産型」という単語を、自動車など多岐に渡って使用されている。ただし実際に完成した商品の名前などに付加されて呼ばれることは当然ながらまずない。
  • 対義語に「試作(プロトタイプ)」、「ワンオフ」など。
  • 生語に「先行量産型」がある。これは、基本的に工場量産の初期ロットの製品のことをいう。
  • 軍用品・装備品では「先行量産型」と同じような意味合いの「低率初期生産(LRIP)」がある。製造ラインが整わない場合など生産数を少なく抑え、かつ部隊への導入を円滑にするためのものとして行われる。(単純に予算の都合上という下種な考えも…)
  • 量産型は試作を重ねて生み出された完成品であるが、元祖のザク以来主人公が持つ強力なワンオフに対する一般キャラの持ち物という印が強い。ロボットアニメにおいてはほとんどの場合で試作機>量産型となる「お約束」が確立しているが。たまに逆のパターンも見られる。
  • 試作が量産型に対して性が向上しているわけがないだろう。という意見もあるが、正しくもあり、間違っているもののもある。試作に使われる部品や装備品がオーバースペックだったり、高品質である場合もある(そうでない場合もある)。なので、それ相応の理由があれば試作が量産型より性が上だったりする場合もあるし、その逆もあるということである。
  • また、多くのロボットアニメの場合、試作機と量産機の間で別の機体と呼んでも良いほどの大幅な仕様変更(コスト削減のためという設定が多い)が行われている事が多いため、両者は直接後続に位置する関係とは言えず、「量産機仕様の試作がちゃんとあるのではないかという摘もある。ちなみに「試作機である役機のさらにプロトタイプ」などは実際に裏設定として存在している場合も多い。

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最終更新:2024/12/07(土) 14:00

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