馬忠

「馬忠」とは、

1. 後漢末期から三国時代にかけての呉国の武将。
2. 後漢末期から三国時代にかけての蜀国の武将。

である。

「馬忠（呉）」の概要

呉の「馬忠」（ばちゅう　？ ～ ？）は、関羽討伐時戦に参加し、伏兵を用いて関羽・関平を生け捕りにした武将。

三国志演義では、関羽父子捕縛後、夷陵の戦いで麋芳と傅士仁に裏切られて首を蜀軍に送られた。

コーエーの「三國志」シリーズでは、平凡な武官といった能力設定だが、三國志11では壊滅させた軍団の武将を必ず捕らえる事が出来るレア特技「捕縛」をもっており、副将として重宝する。

「馬忠（蜀）」の概要

蜀の「馬忠」（ばちゅう　？ ～ 249）は、字は徳信。旧名は狐篤。

度量があり決断断力に富む人物で、劉備が夷陵の戦いで敗れた際に援軍として登場し、「黄権を失ったが、狐篤を得た」と劉備に評された。

その後は、諸葛亮の北伐に参加したり、張嶷らを率いて南蛮地方の平定に尽力。

蜀末期においては、蜀南方の守備を任され、王平、鄧芝とともに、「北の王平」、「東の鄧芝」、「南の馬忠」と称された。

元来の寛大で公正な性格から、任地の住民から畏敬され馬忠が亡くなると住民は流涕して哀しみ、馬忠の廟を立てて祀ったと言われている。

三国志演義では、南蛮地方平定の功を、張嶷と共に、諸葛亮の功績にされてしまっている。

補足

コーエーの三國志シリーズ（PC)における馬忠の能力一覧。   

能力一覧		統率	武力	知力	政治	魅力	陸指	水指	身体	運勢
三國志		－	－	－	－	－	－	－	－	－
三國志II		－	52	56	－	53	－	－	－	－
三國志III		－	57	52	47	48	55	42	－	－
三國志IV	呉	54	58	51	44	47	－	－	－	－
	蜀	78	69	52	31	60	－	－	－	－
三國志V	呉	－	60	51	40	45	－	－	－	－
	蜀	－	73	54	30	59	－	－	－	－
三國志VI	呉	61	68	51	50	34	－	－	－	－
	蜀	67	62	51	37	56	－	－	－	－
三國志VII	呉	－	64	38	37	33	－	－	－	－
	蜀	－	78	53	73	70	－	－	－	－
三國志VIII	呉	－	64	42	36	41	－	－	－	－
	蜀	－	70	50	64	60	－	－	－	－
三國志IX	呉	68	74	66	42	－	－	－	－	－
	蜀	77	72	72	76	－	－	－	－	－
三國志X	呉	66	71	60	35	38	－	－	－	－
	蜀	81	73	70	74	73	－	－	－	－
三國志11	呉	67	77	64	36	38	－	－	－	－
	蜀	78	72	68	78	79	－	－	－	－

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関連項目

• 三国志
• 三國志
• 三国志の登場人物の一覧
• 蜀
• 張嶷