もともと南鹿島村(→鹿島町)と北鹿島村(→鹿島村)が存在していたが、1954年(昭和29年)の合併で鹿島市として成立した。
日本三大稲荷の1つである祐徳稲荷神社があることで知られており、九州では太宰府天満宮に次いで参拝客が多い。他の観光地としては肥前浜宿の歴史的建造物群や鹿島城跡がある旭ヶ岡公園などがある。
特産品としては佐賀錦と言う織物がある。元々は「鹿島錦」であったが、海外に出品したところ好評だったことから「佐賀錦」と名前が変わっている。
お祭りについては祐徳稲荷神社関連の行事が多いが、ニコニコ的には毎年初夏に干潟で開催される鹿島ガタリンピックが有名であろう(詳細は記事参照)。
他には絆創膏『カットバン』・テープ剤『パスタイム』を製造・販売している祐徳薬品工業の本社、船舶部品メーカーである東亜工機の本社がある。
中心は長崎本線の肥前鹿島駅で特急停車駅となっている。ほかに肥前浜宿に近い肥前浜駅、道の駅鹿島・鹿島ガタリンピック会場に近い肥前七浦駅、そして肥前飯田駅がある。
2022年9月の西九州新幹線開業により、特急のルート変更が行われるため、肥前鹿島駅には特急の本数が大きく減るほか、肥前浜駅で電化と非電化が分断されるなど交通事情が大きく変わることになる。
なお鹿島市は利便性が低下することから長らく西九州新幹線は建設反対派であり、並行在来線となる長崎本線の経営分離も最後まで反対したため、結果として上下分離方式によるJRでの運営が存続することになった。
バスについては肥前鹿島駅前に鹿島バスセンターがあり、祐徳自動車(祐徳バス)の拠点となっている。ただ、鹿島バスセンターは老朽化が進んでいるため取り壊しが決まっており、今後は駅前にバス停が設置される予定である。
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最終更新:2024/12/23(月) 07:00
最終更新:2024/12/23(月) 06:00
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