黒獅子重工

黒獅子重工（くろじしじゅうこう）とは、「実況パワフルプロ野球」シリーズに登場する企業のことである。

概要

企業名は社会人野球の頂点を決める都市対抗野球大会に於いて、優勝したチームに送られる「黒獅子旗」がモデルとなっている。

初登場作品は「実況パワフルプロ野球6」。パワプロ6は大学野球編だが、4年目の秋に大学王者になった際にアマチュア王座決定戦という特別試合として戦うことになる。

以降の作品でもアマチュア野球界のトップとして君臨しており、社会人野球編の全国大会決勝戦など最終戦または最終戦の一つ前で当たることになるチームである。

投打ともにプロ野球チーム並みの非常に高いレベルでまとまったチームであり、CPUレベルの高さも相まって攻略するのは容易ではない。

ユニフォームは白地に青みがかった紫で、帽子には獅子のロゴが付いている。中心選手たちは頭にネジやボルトのようなものがついている。

モブキャラは名字で登録されているが、チームの中心選手は「社長」「部長」のように役職名で登録されている。登場しないことも多いが「課長」や「係長」らが登場する作品もある。
パワプロ99では冥球島5戦目に登場するチームの仕様上、投手の固定選手が4人必要となるため、例外的に近藤と川本という名字で登録されている固定選手がいる。

社長は三塁手で、パワーの値の高さとパワーヒッターの特殊能力が目を引く4番打者。ミートの値こそ低いものの、CPUレベルの高さがそれを補っており、単調な攻めをすると痛打を浴びることになる。大豪月とは浅からぬ因縁があるようで、イベントで互いに相手の事を意識するような発言をしている。

部長はスタミナやコントロールの値がやや低いものの、150キロ台の速球と3種類の変化球を操り変化量7のフォークを決め球とする本格派投手。当初はモブ投手だったが、パワプロ10超決定版のサクセスオールスターズで補強選手のキャラとして登場して以降は固有キャラに昇格している

課長は捕手で、ミートカーソルが大きくアベレージヒッターの特殊能力を持つ。走力も高くチャンスにも強い。パワーが低めであること以外欠点のない選手である。捕手でありながら左投げという珍しい選手。

係長は黒獅子重工とは思えないほど能力の低い投手。最速130kim/h、変化量2の3種類の変化球と登板して来たらボーナスステージといえる能力である。一方で走力が高く、盗塁、走塁、内野安打の特殊能力持ちである。ミートカーソルもパワーも低い上、リリーフで打撃機会も少ないのであまり生かされることはないが。

その他のモブキャラもオールBやオールAより少し落ちる程度であったり、総変化量12以上であったりとレベルが高くアマチュア王座の名に恥じない能力となっている。

関連動画

関連項目

• 実況パワフルプロ野球
• 架空の企業の一覧
• 【百チャレ】求む!愛の深い編集者!実在・架空の『会社・組織』の記事を作ろう