1945ひろしまタイムライン 単語

イチキュウヨンゴヒロシマタイムライン

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1945ひろしまタイムラインとは、短文投稿サイトTwitter」上で行われている、1945年広島に暮らしていた3人の日記に基づいた企画である。

2020年(彼らのタイムラインでは1945年3月から開始され、2020年1945年)年末まで継続予定。

概要

NHK広島放送局による企画戦後75年の2020年に、75年前の戦時中の暮らしを、当事者ではない若い世代がTwitterを通して表現していくというもの。ある日投稿されるツイートは、75年前の1945年のその日に、実在の人物が体験したことを元にしている。

コンセプトは「もし75年前にSNSがあったら?」。

3つあるTwitterアカウントの元になったのはいずれも実在の3名の人物の日記であるが、その他の資料記録なども参考にしつつ、彼らと似た世代の人々が翻案して「ツイート」を創作投稿している。元になった日記原文の方も、ツイートが行われて数日経過すると公式サイトexit開されている。

それぞれのツイートにはハッシュタグ#ひろしまタイムラインexit」や「#もし75年前にSNSがあったらexit」が付けられており、3つのアカウントのフォロワーによる感想ツイートなどもこのハッシュタグを付けて投稿されている。

NHKテレビ番組あさイチ」の2020年8月6日木曜日)放送回では、8時50分ごろから「 “つぶやき”から考える みんなの戦争」と題して、この企画の特集企画を放送予定。これらのアカウントツイートリアルタイム紹介する予定であるとのこと。

アカウント紹介

一郎exit

地方「中新聞」(中国新聞)の新聞記者をしている32歳男性。去年結婚して妻と二人暮らし、その後義も同居するようになり3人暮らしになる。新聞記者なので、よく日々の(1945年当時の)「中新聞」の面の画像もツイートしている。

クラッシック音楽が好き。訪問先でウイスキーオールパー」を供され、奮しつつその味を感慨深げにツイートするようなことも。

8月2日には、彼の元に赤紙が届けられた。

元になった日記は「大佐古一郎」さんのものである。

ちなみに彼のこの日記は、1975年に中新書から出版された『広島 昭和二十年』というノンフィクション書籍としてもまとめられている(「関連商品」や「関連リンク」参照)。

シュンexit

昭和6年山形県に生まれ、8歳の時から広島で暮らしている13歳男子。絵を描くのが好き。

時にはに奉仕する気持ちや米国への怒りをツイートすることもある、愛国少年

3月学校卒業し、廣島高等師範学校附属中学校に進学する。7月からは広島を離れ、賀茂に農出動(疎開)した。

元になった日記は「新井俊一郎」さんのものである。

やすこexit

26歳の主婦で、第一子を妊娠中。東京大久保生まれで、名門「女子学習院」卒。

2年前に結婚した夫「つぐお」とは二人で京都で暮らしていたが、つぐおは軍医であり5月から福岡県に出征。その別れの後2週間経ってから妊娠が判明し、その喜びから日記をつけ始めた(そのため、一郎さんやシュンくんは3月26日からツイートを始めたが、やすこさんは5月18日からと少し遅れてツイート開始している)。

広島は夫「つぐお」の実家。つぐおの出征で一人になってしまうやすこを心配した義両が、襲も考えられる実家東京よりもよいだろうとのことで京都から広島に呼び寄せたようだ。義医師でしかも産婦人科医であり、時々診察を受けている。

あかちゃんの誕生を楽しみにしつつも、離れて暮らす夫のことを思うツイートも多く、時には不安に心を揺らしている。

元になった日記は「今井泰子」さんのものである。

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