Queensrÿche(クイーンズライク)とは、アメリカのプログレッシヴ・メタル・バンドである。
Dream Theater(ドリーム・シアター)やPain of Salvation(ペイン・オヴ・サルヴェイション)と共に
プログレッシヴ・メタルにおける代表的な存在とされている。
日本においては初期の作品に「クイーンズライチ」と明記されたため一部にはこう呼ばれるが、
現在は「クイーンズライク」に統一されている。
へヴィでプログレッシヴな展開を持つ楽曲と、政治的メッセージ色の強い歌詞が特徴。
81年結成。
83年EMIと契約してメジャーデビュー。
84年にThe Warning を出したのを皮切りに86年に出したRage for Order とそこそこのセールスを収める。
バンドにとって契機となったのは88年にレーガン政権末期のアメリカ社会を取り巻く諸問題を背景に麻薬中毒の暗殺者ニッキーを主人公として出したコンセプト・アルバム「Operation: Mindcrime」が大ヒットし、一躍トップグループの仲間入りをする。
続くEmpire、Promised Land も大ヒットを果たし、全盛期を迎えた。
しかし、この頃からVoのジェフ・テイトの傲慢・暴力などの諸問題が表面化し、バンドは20年近くこの問題に苦しめられることになる。
1997年にHear In The Now Frontierを出すも既に時代はグランジブームの真っ最中とあって評価もセールスも低迷し、
オリジナルメンバーでメインコンポーザーのクリス・デガーモも脱退してしまう。
その後2003年のTribeのレコーディング時にクリスは一時的に復帰するものの、ジェフ・テイトの扱いの酷さに耐えきれず再び脱退してしまう。
低迷していたQueensrÿcheはここでかつての栄光を取り戻そうと名作「Operation: Mindcrime」の続編を制作、
ゲストにIにも出演したシスター・メアリー役のパメラ・ムーア、悪役ドクターXになんとロニー・ジェイムス・ディオを迎えた
「Operation: Mindcrime II 」 は前作にこそ及ばなかったものの久々のヒット作となった。
しかし、その勢いも長く続かずAmerican SoldierとDedicated To Chaos は最低のセールスとなってしまった。
ここにきてバンドを長い間独占し、バンドを低迷させる元凶となったジェフ・テイトと残りのメンバーが遂に衝突、
ファンクラブを運営していたジェフ・テイト夫人の金銭問題をきっかけに彼女を解雇し、起こったジェフがメンバーに暴行しとうとう彼もバンドから解雇されてしまい、後任に声がクリソツのクリムゾン・グローリーのトッド・ラ・トゥーレを
迎えて新たなマネージメントとレコード会社と契約し「Queensrÿche」というセルフタイトル・アルバムを出しジェフ抜きで活動を開始した。
当然怒ったジェフ・テイト夫妻はバンド名を巡って裁判所に訴えると共に自分自らも「Queensrÿche」と名乗り、元メンバーのランディ、ケリーを始めルディ・サーゾ兄弟等のゲストを迎えてQueensrÿche名義でFrequency Unknownというアルバムまでリリースした。
この2012年から始まった泥沼裁判は2014年4月に以下の条件で両者の間で和解が成立した。
因みに2014年11月現在、ジェフは自分のバンドの名前を「Operation: Mindcrime」と改称し、
「Operation: Mindcrimeⅲ」の制作を進めていると明かしている。
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最終更新:2024/11/01(金) 09:00
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