本記事では1.について述べる。
2013年に北海道苫小牧市で結成。当時高校1年生だったMUTSUKIがツイッター上で「バンドしたいなぁ」とつぶやいたところ、それを見た友達がHARUKAを紹介してきたというのがそもそもの馴れ初めというか全ての始まりだった(MUTSUKIは別にロックバンドを組みたかったわけではなく、音楽仲間がほしいという意味合いのツイートだったそうだ)。
その後2人は同市内のカラオケボックス店にて会うことになったのだが、出会ってすぐ意気投合した2人はその日のうちにオリジナル楽曲を1つ作り上げてしまった。「もうお前ら結婚しろ」とでも言いたくなるような結成秘話である。女の子同士だけど。
その日以降、HARUKAはMUTSUKIのためにしかギターを弾かず、MUTSUKIはHARUKAのためにしか歌わないと心に決め、楽曲制作やライブ活動を開始。
程なくして地元ラジオやNHK「スクールライブショー」への出演等々をきっかけに注目されるようになり、音楽で飯を食っていくと覚悟を決めたMUTSUKIは通っていた駒大苫小牧高校(田中将大がいたあの学校)を中退。
そして2016年に「キミがいい」でメジャーデビューを果たし、結成からわずか数年で全国的に注目を集めるユニットに成長した。
ユニット名は先述の2人を引き合わせた友人に「どっちも見た目がふわふわしている」という理由で命名されもので、音楽的にもHARUKAがリスペクトしているmoumoonのような、柔らかい癒し系の楽曲が多い。
久々に現れた実力派女性2人組音楽ユニットとして、インディーズ時代より評判は高く、「北のKiroro」という異名をとることもある。
いずれ彼女たちが北の大地から世界に向かって飛躍する日も、そう遠くないかもしれない…と思っていた矢先、2017年10月22日に同年末をもっての活動休止を発表。結成4周年となる同年12月22日に行われた札幌市・道新ホールでのコンサートがラストライブとなった。2018年元日にはHARUKAがソロミュージシャンとしての公式HPと公式ブログを立ち上げ、新たなスタートを切っている。
2人の奏でる音楽がしばらく聴けなくなるのは残念だが、いずれにせよ彼女たちの未来に幸多からんことを願うばかりである。
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最終更新:2025/12/25(木) 07:00
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