『tarai』とは、「歌ってみた」分野で活躍する歌い手の一人である。女性ボーカル。
J-POP、アニソン(アニメソング)、VOCALOIDオリジナル曲(ボカロオリジナル曲を歌ってみた)など、多岐にわたるジャンルで活躍する。
デビューは2008年7月17日投稿『残酷な天使のテーゼを歌ってみたbyTarai』。
動画(静止画だが)そのものは簡素でも、歌の確かな表現力が現れている。前半の音声が小さいのは隣室の人に気を使ったため、とのこと。弱くなってしまったことに不満があったか、後日(2008年9月15日)歌い直しし、動画も作り直したものをアップしている。
視聴者からは「歌うまいけど字はどうにかならなかったかwww」といった内容の書き込みがある。歌そのものに対する好意的意見が多い。しかしながら人気曲であるため、大量の投稿の中に埋もれてしまった感は否めない。
次回作も『エヴァンゲリオン(劇場版:なかったことにされた方)』OPテーマ『魂のルフラン』を歌った。歌のレベルの高さが好評ながら、画像が第一作同様に「侘び数寄」を感じさせる素朴なもののためか、『哲学』タグがつけられている。
これもまた歌ってみた歌い手が多いため、過当競争となっているせいだろう。視聴数で見る限り「伸びていない」と言わざるを得ない。
ただしコメントにも見られるように、視聴者からの評価は決して低くはなく、「ちょっとしたきっかけ」で今後伸びてゆく可能性がある。
J-POPを歌う際には、難易度の高いものを選ぶのか、好きなものがたまたま難しい楽曲なのかはわからないが、難度の高いセレクトがおおい。現在(2009年1月下旬)視聴可能なものでは小柳ゆき、宇多田ひかる、MISIAの曲がある。
VOCALOIDオリジナル曲にも挑戦、「ボカロオリジナルを歌ってみた」第一作として『モノクロアクト』(原曲:sm4179608
)を投稿。納得のゆくものが出来上がるまで難儀したようで、数テイクのバージョンをアップした。現在視聴可能なものは08年10月30日投稿の最終テイクのもの。
その後音楽用マイクを導入し、08年11月5日『夕日坂』(原曲:sm2736134
)を投稿。翌日11月06日には『歌に形はないけれど』(原曲:sm2085047
)を投稿した。doriko氏の曲が好みとのこと。
08年11月08日には、やながもPの『ゆびきり』(原曲:sm5109162
)を、2009年1月1日には、初の視聴者リクエストとなる40㍍Pの『私が髪を切った理由』(原曲:sm5601691
)を投稿した。
いずれも曲の情景を思い浮かべ、自分なりの解釈で歌う。独自の歌の世界を作るのも巧く、またその幅も広い。
2009年3月21日、実生活上の都合で「これが最後の投稿かもしれません」というコメントとともに『Winter Alice』を投稿、後日視聴者の手によってリマスタリングも施された。しばらくの間、これからの投稿について見通しの立たない時期が続いたが2010年6月1日、doriko氏の『飴か夢』カバーで復帰した。
復帰第2作目。菅原紗由理『素直になれなくて』カバー。好きというだけあっていれこんでいる。
taraiデビュー作と代表的なもの
tarai専用ニコニコミュニティはまだないが、こういったコミュがある。
データはマイリスト準拠による。本来はもっと投稿されたものがあった。
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最終更新:2025/12/24(水) 13:00
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