陣川公平

陣川公平とは、刑事ドラマ「相棒」の登場人物。特命係第三の男である。

演:原田龍二

概要って特別じゃないんですか！？

一時的に特命係に配属された捜査一課の経理担当。階級は警部補。
相棒シリーズにおける「残念なイケメン」であり、「愛すべき馬鹿」といえる人物。
警察なのに思い込みが激しく、初登場以降もよく特命係に事件を持ち込んでくるようになる。
杉下のことは初登場時の事件以降、彼の推理力を一目置いているが、
場の状況や証拠・動機よりも感情論で動く部分があり、事件の度に当事者や犯人を庇う台詞が多い。

また、美人に弱いという弱点があり、彼が持ち込んだ事件はほぼ女性絡みである。
しかしその結末はその女性に既に相手がいたり、女性が犯人だったりと悲惨な結末が多い。

関西出身であり、酒に酔うと方言が出るクセがある。

Season15でロンドン（スコットランドヤード）へ研修に行き、
Season18で捜査二課に配属。念願の刑事となった。
しかし、捜査二課は汚職や横領などの事件を担当しており、
どうしても殺人事件を捜査したいがために有給休暇まで取るなど、
相変わらずのトラブルメーカーぶりを見せている。

正式な右京の相棒ではなく、あくまで「特命係第三の男」であり、
その迂闊さを右京にたしなめられることもある。
しかし、良くも悪くもお人好しで実直な性格から「嘘をつけるような人間ではない」と、
陣川の人柄については右京からは一定の信頼を置かれており、
右京は陣川を「8人目の相棒」として認めている^[1]。

また、脇役の中では相棒劇場版皆勤賞である。
名前の由来は経理の世界の有名人「陣川公平」と思われる。
なお、陣川は日商簿記1級を持っており、経理の能力は高い。

歴代相棒の扱い

初回の特命係で好印象を抱いた結果杉下のことは一目置いており、彼の推理を頼りにすることが多い。
逆に杉下の相棒に対してはメンバー毎に大きく扱いが変わり、相棒が交代するたびにファンの見物となっている。

• 亀山薫=初回のこともありフランクに接しており、酔った際は彼のことを「亀ちゃん」と呼んでいた。
  亀山本人も彼のことは嫌いではなかったようだが、多少はウザがっていた模様。
• 神戸尊=神戸が形式上陣川の後に特命係に所属したことから後輩扱いし、彼の前では頼れる先輩を演じようとした。
• 甲斐享=後輩扱いはそのままだが、カイトの父親が権力者であったこともあって、「親の力で杉下さんの部下になったんだろ!」と非難していた。カイトにとって父親関連はタブーなので当然印象は最悪だった。コネ使うなら人材の墓場なんか行かん
• 冠城亘=これまでとは異なりとある一件で好印象を持たれ、逆に先輩扱いされることに。冠城本人も得意気に「勝った」とご満悦であったが彼の人柄を知ってからは少々呆れていた。

陣川美奈子

Season13で突如現れた陣川の妹。
世話好きで正義感が強いがどこかヌケており、そして思い込みが激しい…といった「女版陣川」といった性格をしている。

陣川曰く美奈子は兄を腕利きの刑事であると信じているらしいが、
実際は兄が自分は腕利きの刑事だと妹は信じていると思い込んでいるという大変ややこしいすれ違いをしている。

演じているのは同じく東映作品「特命戦隊ゴーバスターズ」で悪の女幹部・エスケイプを演じたセクシー女優の水崎綾女。
その色っぽさは本作でも健在であり、初登場回で拘束されているシーンで視線が釘付けになった男性視聴者が後を絶たないとか。

関連動画の投稿者は嘘を付けません。

亀山「でも、関連動画無いみたいっすよ？」

関連項目、わかってくれるでしょ？亀ちゃん

• うっかり屋
• 警察官の一覧

相棒
登場人物	特命係	杉下右京 - 亀山薫 - 神戸尊 - 甲斐享 - 冠城亘 - 青木年男 - 陣川公平
	その他	米沢守 - 角田六郎 - 伊丹憲一 - 内村完爾 - 大河内春樹 - 小野田公顕 -浅倉禄郎
本編	ピルイーター - ボーダーライン - 右京の目
映画	相棒 -劇場版Ⅱ-
関係者	役者	水谷豊 - 寺脇康文 - 及川光博 - 成宮寛貴 - 反町隆史 六角精児 - 山西惇 - 川原和久 - 片桐竜次 - 神保悟志 - 岸部一徳 - 石坂浩二 - 生瀬勝久
	脚本	太田愛
	音楽	池頼広
制作	テレビ朝日 - 東映 - 小学館
関連項目	刑事ドラマ - テレビドラマ - テレビ番組の一覧 - 官房長シリーズ

脚注

1. *初代相棒の亀山薫以前に6人が特命係に配属され辞職していることと、右京が3代目相棒の甲斐享を「10人目」としていることから、陣川も右京の相棒に含まれていることが分かる。