new generations(アニデレ)とは (ニュージェネレーションズとは) [単語記事]

※ 本記事は『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するユニット「ニュージェネレーションズ」のTVアニメ版での活躍を独立してまとめたページです。

new generations（ニュージェネレーションズ）は、『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場する島村卯月(CV.大橋彩香)、渋谷凛(CV.福原綾香)、本田未央(CV.原紗友里)の3人によるユニットである。

CINDERELLAの"N"。

概要

TVアニメ化する2014年まで主に「ニュージェネレーション」と呼ばれていたこのユニットだが、TVアニメ化して設定が整備された2015年以降では複数形のsがついた「ニュージェネレーションズ」が主流な呼ばれ方になっている。なお、「ニュージェネレーションズ」の呼称自体はアニメが初出ではない（コミカライズ版のタイトルなど）。

アニメで登場したシンデレラプロジェクトの全6ユニット中、唯一原作ゲームの既存ユニットからそのまま流用された組み合わせの3人。コンテンツの看板的な存在であるゲーム版と同様にアニメでもストーリーの中核を担い、第1クールの前半7話はほぼ丸々彼女たちのストーリーが展開された。

元来はシンデレラプロジェクトに入る予定ではなかったが、欠員が3名出たことによる補充のために急遽集められた「遅れてきたシンデレラ」。卯月は落選からの補欠合格、凛はプロデューサー（武内P）による路上スカウト、未央は追加オーディションによってそれぞれプロジェクトに加わり、1話から2話にかけて3人の出会いが描かれた。

他のメンバーから遅れて加入した3人だが、ひょんなことから先輩アイドルの城ヶ崎美嘉に気に入られて彼女のライブでバックダンサーを担当。シンデレラプロジェクトの先陣を切って大きな舞台を経験し、更にその勢いを買う形で、ラブライカとともにCD デビューのトップバッターに抜擢された。この際に武内Pがつけていた仮のユニット名「new generations」を3人が気に入り、そのまま正式名となった。

偶然の重なりもあってトントン拍子で出世したニュージェネレーションズだが、いきなり大舞台に抜擢されてしまったためにただでさえ他メンバーより少ない活動開始後の時間をほぼレッスンに費やさざるを得なかったこと、華やかな先輩のステージしか知らない状態でCD デビューまで至ってしまったこと（他のメンバーはこの間に小さな下積み仕事を多数経験し、アイドルの苦労や現実を理解していた）で、3人、特に未央の心にアイドル活動に対する過剰な期待が芽生えてしまう。この慢心による大きな挫折、更にそこからの武内Pも含めた復活と成長はストーリーの大きな山場であり、是非ともその目で確かめてもらいたい。

「ニュージェネレーションズ編」とも言えた第1クール前半を終えて他メンバー主軸の物語に移った8話以降は、共に挫折を乗り越えた経験ゆえか武内Pとアイドルの橋渡し的な役回りを務め、積極的に他の子たちをサポートするシーンが多い。

楽曲

『できたてEvo! Revo! Generation!』。劇中ではラブライカに次ぐシンデレラプロジェクトのデビュー第2弾ユニット扱いだが、現実では大トリを飾る6番目のCD発売となる。色々ツッコミたくなる曲名だが、あえて多くは触れない。

劇中では第6話で冒頭部分のみが挿入歌に使われるのみで、デビューライブのシーンではBGMにラブライカのMemoriesが使われたため、きちんと聴く事ができなかった。ようやくワンコーラス聴くことが出来たのは、ファーストシーズン最終話にあたる第13話のサマーフェスである。正統派で明るいポップなアイドルソングで、それを笑顔で歌い踊る彼女たちに成長を感じると共に、第6話でこの明るい曲を笑顔で出来なかった事実に視聴者たちは改めて衝撃を受けた。