がんばれ機関車トーマス

がんばれ機関車トーマス（原題：Tank Engine Thomas Again）とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」（原題：The railway series）シリーズの第4巻である。

著：ウィルバート・オードリー／挿絵：レジナルド・ダルビー

概要

汽車のえほんシリーズ4巻。英国では1949年に出版された。日本では1973年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。2005年には新装改訂版が出版された。2010年12月には「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。

この巻はトーマスの支線を舞台とした物語となっている。

収録作品

旧版邦題	新版邦題	原題	TVシリーズ対応回
おいてきぼりにされたしゃしょう	トーマスと車しょう	Thomas and the Guard	第11話 とりのこされたしゃしょう
トーマスのさかなつり	トーマスのさかなつり	Thomas Goes Fishing	第12話 トーマスとさかなつり
トーマスとテランスとゆき	トーマスとテレンス	Thomas, Terence and the Snow	第13話 トラクターのテレンス
トーマスとバーティー	トーマスとバーティー	Thomas and Bertie	第14話 トーマスとバーティーのきょうそう

キャラクター

• トーマス：相変わらず生意気で失敗ばかり。しかし、バーティーとの競争では健闘を見せ、勝利する。
• ヘンリー：1話に登場。どう見たってゴードンである。

初登場キャラクター

• アニーとクララベル：正確には2巻の最後で初登場したが、台詞をしゃべったのはこの巻が初。トーマスと仲良く支線を走っている。
• テレンス：3話で登場。いきなりトーマスに小馬鹿にされる。しかし、その後雪で身動きが取れなくなったトーマスを助ける。
• バーティー：4話で登場。雪で身動きが取れなくなったトーマスを馬鹿にする。トーマスに競争を持ちかけるが、惜しくも敗北。トーマスと和解し、以後親友となる。オードリー牧師執筆分では唯一後の話（9巻2話）にも登場している非鉄道車両キャラクターである。

旧版と新版で異なる点

1話、3話の題名が旧版と新版で違う。また、TVシリーズにあわせてテランスがテレンス表記になっている。

関連動画

関連項目

• きかんしゃトーマス

汽車のえほんシリーズ

汽車のえほん
1、3だいの機関車	2、機関車トーマス	3、赤い機関車ジェームス	4、がんばれ機関車トーマス
5、やっかいな機関車	6、みどりの機関車ヘンリー	7、機関車トビーのかつやく	8、大きな機関車ゴードン
9、青い機関車エドワード	10、4だいの小さな機関車	11、ちびっこ機関車パーシー	12、8だいの機関車
13、ダックとディーゼル機関車	14、小さなふるい機関車	15、ふたごの機関車	16、機関車トーマスのしっぱい
17、ゆうかんな機関車	18、がんばりやの機関車	19、山にのぼる機関車	20、100さいの機関車
21、大きな機関車たち	22、小さな機関車たち	23、機関車のぼうけん	24、機関車オリバー
25、きえた機関車	26、わんぱく機関車	27、ほんとうにやくにたつ機関車