みどりの機関車ヘンリーとは (ミドリノキカンシャヘンリーとは) [単語記事]

みどりの機関車ヘンリー（原題：Henry the Green Engine）とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」（原題：The railway series）シリーズの第6巻である。

概要

汽車のえほんシリーズ6巻。英国では1951年に出版された。日本では1973年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。2005年には新装改訂版が出版された。2010年 12月には「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年 12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。

6巻は緑色のきれい好きな機関車ヘンリーが主人公となっている。この巻から機関車に車体番号がつくようになった。また、この巻のみ5話で構成されている。

旧版邦題	新版邦題	原題	TV シリーズ対応回
ヘンリーと石炭	ヘンリーと石炭	Coal	第18話ヘンリーのせきたん
フライング・キッパーごう	ヘンリーとフライング・キッパー号	The Flying Kip per	第19話フライング・キッパー
ゴードンのきてき	ゴードンの汽笛	Gordon’s Whistle	第20話きてきとクシャミ
パーシーのマフラー	パーシーのマフラー	Percy and the Trousers	第53話パーシーのマフラー
ヘンリーのくしゃみ	ヘンリーのくしゃみ	Henry’s Sneeze	第20話きてきとクシャミ

ヘンリー：相変わらず不調なヘンリー。1話では上質なウェールズ炭を使用することになるが、2話のココアフライング・キッパーの事故で改造を受けることになる。その後は上質な石炭も不要となり、快調な走行を見せるようになる。
ジェームス：1話に登場。調子の悪いヘンリーを茶化す。
ゴードン：新しい形に作り変えられたヘンリーを見て、やきもちを焼く。その後は汽笛が故障し、止まらなくなると言う憂き目に。
エドワード：ゴードンに嫌味を言われたヘンリーを励ます。
トーマス：1話でヘンリーにからかわれた。
パーシー：3話ではヘンリーを励ます。4話ではハット卿のズボンをジャムまみれにしてしまう。
トップハム・ハット卿：この巻で名前が「サー・トッパム・ハット」だと言うことが明らかになる。1話で不調のヘンリーの機関室に乗り込み、ヘンリーの具合を確かめる。

題名が一部漢字表記になり、2話の題名が旧版と新版で違う。