ハイパーヨーヨー 単語


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ハイパーヨーヨー

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ハイパーヨーヨー(Hyper Yo-Yo®)とは、バンダイから発売されていたハイパーなヨーヨーである。

バンダイから発売されていないヨーヨーについては「ヨーヨー」の記事を参照。
ラップユニット「ハイパーヨーヨ」については、「hy4_4yh」の記事を誰か作ってください。

概要

バンダイから発売された競技用ヨーヨーのシリーズ。
1997-2001年頃、2003-2004年頃、2010-2014年頃の3期にわたり、断続的に発売された。

ヨーヨーを振り下ろすと下で空転する「スリープ」という機能を標準で搭載している。これにより、多種多様なトリックを行うことができる。
CMやPVのストリート系のイメージや、中村名人やTHP-Jなどスタープレイヤーの活躍から人気を博した。
90年代後半の第1期には、玩具店・量販店で売り切れが続出するほどの大ブームを巻き起こし、たまごっちと共に当時のバンダイを支えた。

現在のヨーヨー界における日本勢の活躍は、このブームが育てたと言っても過言ではない。
事実、2000年代前半頃の世界大会日本人上位は、この頃からヨーヨーを続けているプレイヤーが占めている。
また、ブーム終了とともに辞めたものの第2期、第3期ハイパーヨーヨーの際に復帰し、現在世界で活躍しているプレイヤーも珍しくない。

名称について

スリープ可能なヨーヨーをすべて「ハイパーヨーヨー」と称したり、ハイパーヨーヨータグをつける人がいるが、ハイパーヨーヨーはバンダイの登録商標である。
バンダイ発売でないヨーヨーを「ハイパーヨーヨー」と言うのはゲーム機を何でもファミコンというようなもので、正しい言い方ではない。

なお、断じてスーパーヨーヨーではない。 

ハイパーヨーヨーの「偽物」について

第1期ハイパーヨーヨー期に、ハイパーヨーヨーの類似品が多数登場したが、これらは「ハイパーヨーヨーとは別のヨーヨー」というだけで、「偽物」ではない

ハイパーヨーヨーしか使えないのはバンダイ主催の大会だけである。
一般の大会では、原則としてヨーヨーの機種に対する制限はない。
ヨーヨーに本物も偽物もない。

ただし、ハイパーヨーヨーやメーカーのロゴを使用した、正真正銘の偽ブランド品は別である。
第1期ハイパーヨーヨーで出回ったヨメガヨーヨーの偽ブランド品については、「ヨメガ」の記事を参照。

プロモーター

第1期の中村名人が有名だが、第2期はナショナルヨーヨーマスターの長谷川貴彦、第3期は当時のジャグラーやヨーヨープレイヤーが名前を変えてプロモーションに参加していた。

詳細はリンク先を参照。

  • 中村名人(中村謙一)
  • チーム・ハイ・パフォーマンス(THP)
  • チーム・ハイ・パフォーマンス・ジャパン(THP-J)
  • ジャッジ渡辺
  • ヨーヨーマスター
  • ヨーヨーマスターTaka(長谷川貴彦)
  • トップスピナー・シュン(榊原俊)
  • トップスピナー・レイ(菅原岬)
  • トップスピナー・ゼロ
  • トップスピナー・リュージ(ジョン・アンドウ)
  • トップスピナー・タイガ(川田祐)
  • DJナオキ/トップスピナー・テイラー(大道芸人ナオキ)
  • DJマサ

認定レベル

けん玉の段位認定のように、ヨーヨーにも認定レベル制度がある。
レベル認定は、バンダイ指定の認定店や公式大会などで受けることができる。

第1期は、最も有名な97年版のほか、99年・2000年に改定されている。

第3期にも、独自の認定レベル制度がある。

97年版では、スーパーレベルをクリアすると「スーパースピナー」・ハイパーレベルをクリアすると「プロスピナー」の称号がもらえ、先着順だが特製のヨーヨーとライセンスがもらえた。
声優の小野友樹が持っている「ハイパーヨーヨーのプロのライセンス」とは、このうちプロスピナーライセンスの方である。
ヨーヨーのプロになるのに特に資格は必要なく、このライセンスもバンダイ公式大会以外で効力はないが、ハイパーレベルまでの規定30トリックを当時の性能のヨーヨーでクリアできることを証明するものである。

第1期に設定されていた「THPジャパンプロスピナーレベル」では、規定22トリックをすべてクリアし、3分フリースタイルに合格すると、THP-Jに加入する権利が与えられた。

以下に、トリックリストを記載する。
ハイパーヨーヨーのトリック名は、おおむねヨメガトリックブックのものに準拠しているが、現在のアメリカ名とは異なることがあるため、合わせて記載する。
は大百科記事あり(トリックジャンルのページに飛ぶ)。

ベーシックレベル '97

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
10 ロングスリーパー(3秒) Sleeper
9 ウォーク・ザ・ドッグ(30cm) Walk the Dog
8 ザ・クリーパー Creeper
7 フォワード・パス Forward Pass
6 ブレイク・アウェイ Breakaway
5 ブランコ Rock the Baby
4 ロケット Skyrocket
3 エレベーター Elevator
2 アラウンド・ザ・ワールド Around the World
1 ループ・ザ・ループ(3回) Inside Loops

※当初「級」と呼んでいたため、ベーシックレベルのみレベル順が逆である。

スーパーレベル '97

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 UFO(左右) Flying Saucer
2 トウキョウタワー Eiffel Tower
3 ドッグバイト Dog Bite
4 スリー・リーフ・クローバー Three-leaf Clover
5 ループ・ザ・ループ(10回) Inside Loops
6 ブレイン・ツイスター Brain Twister
7 ムーンサルト Man on the Flying Trapeze
8 ストップ&ダッシュ Stop and Go
9 ホームラン Baseball
10 ループ・ザ・ループ(30回) Inside Loops

ハイパーレベル '97

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 ピンホイール(3回) Pinwheel
2 マジック Magic
3 ダブル・オア・ナッシング Double or Nothing
4 サイドワインダー(左右) Sidewinder
5 バレルロール Barrel Rolls 2 (THP Barrel Rolls)
6 ムーンサルト・バックフリップ Flying Somersault
7 スプリット・ジ・アトム Split the Atom
8 アトミック・ファイヤー Barrel Rolls (Atomic Bomb)
9 シュート・ザ・ムーン(3往復) Reach for the Moon
10 ダブル・ループ(左右5回) Two-handed Inside Loops

THPジャパンプロスピナーレベル シングルハンド部門

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 ローラーコースター Roller Coaster
2 アドバンスド・スプリット・ジ・アトム/ピンホイール Advanced Split the Atom
3 バーティカル・ループ(10回) Vertical Punches
4 ループ・ザ・ループ(200回) Inside Loops
5 シュート・ザ・ムーン(20回) Reach for the Moon
6 リジェネレーション(2分、20トリック) Regeneration
7 スルー・ザ・トンネル・トラピーズ Subway to Trapeze
8 ビハインド・バック・トラピーズ Behind the Back Trapeze
9 ワンハンド・トラピーズ Shoulder Trapeze
10 ビハインド・バック・ループ(10回) Behind the Back Inside Loops
11 ロングスリーパー(1分) Sleeper

THPジャパンプロスピナーレベル ダブルハンド部門

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 ダブル・ループ(左右10回、以下特記しない限り同じ) 2H Inside Loops
2 ダブル・アラウンド・ザ・ワールド(3周) 2H Around the World
3 クリスクロス Loop-crossed 2H Inside Loops
4 ミルク・ザ・カウ 2H Hop the Fences
5 キャトル・クロッシング Loop-crossed 2H Hop the Fence
6 ライド・ザ・ホース Inside Loops / Hop the Fence
7 シュート・ザ・ムーン/ループ・ザ・ループ Reach for the Moon / Inside Loops
8 ワーリーバード 2H Inside-outside Loops
9 レイ・オン・バック Lay-on-the-Back 2H Inside Loops
10 パンチング・バッグ Inside Loops / Punching Bag
11 ダブル・シュート・ザ・ムーン(5往復) 2H Reach for the Moon

ベーシックレベル99

日本のプレイヤーの上達速度があまりにも速かったため、99年に改正され、全体的に難易度が上がった。

※ベーシックレベル99のみ、使用ヨーヨーは固定軸に限る。

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 オーバー・ザ・フォール Over the Fall
2 アストロ・ループ(5回) Outside Loops
3 ホップ・ザ・フェンス(3回) Hop the Fence
4 オートバイ Motorcycle
5 アラウンド・ザ・コーナー Around the Corner
6 サブウェイ Subway
7 ロケット・イントゥ・ザ・ポケット Rocket to Pocket
8 ラトル・スネイク Rattle Snake
9 バンク・デポジット Bank Deposit
10 ダブル・ムーンサルト Double-on Trapeze (Lindy Loops)

スーパーレベル99

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 ブランコ・イン・ブランコ Swing in Swing
2 トリプル・オン・ムーンサルト Triple-on Trapeze
3 シューティング・スター・ブランコ One-handed Star and Swing
4 スパイダー・ベイビー Spider Baby
5 ストップ&UFO Restart to Flying Saucer
6 ドッグ・ジャンプ・スルー・ザ・フープ Walk the Dog to Planet Hop
7 ハーフ・オア・ナッシング Repeated Trapeze
8 ワープ・ドライブ(3回) Warp Drive
9 ジェミニ・ループ(20回) Inside-Outside Loops
10 ダンク・シュート Drop in the Bucket

ハイパーレベル99

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 アラウンド・ザ・ワールド・ムーンサルト Around the World to Trapeze
2 タイム・ワープ Time Warp
3 クレイジー・ピンホイール Inside-Outside Pinwheel
4 クレイジー・ブランコ Dizzy Baby
5 オーバー・ザ・フェンス(5回) Planet Hops
6 トリプル・オア・ナッシング Triple or Nothing
7 ボヨンボヨン(3回) Boingy Boing
8 ソーラー・エクリプス IL - RftM - IL combo
9 ダブル・クリーパー Two-handed Creepers
10 ダブル・アストロ・ループ Two-handed Outside Loops

ベーシックレベル2000

99年版があまりにも難しかったためか、今度は難易度を下げる方向で再改正された。
だんだん97年版と難易度が揃っていき、ハイパーレベルで一致する。

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 グラビティ・プル(3回) Gravity Pull
2 スローダウン(3回) Throwdown
3 ロング・スリーパー Sleeper
4 ウォーク・ザ・ドッグ Walk the Dog
5 フォワード・パス Forward Pass
6 ザ・クリーパー Cleeper
7 ループ Inside Loop
8 ブレイクアウェイ Breakaway
9 アラウンド・ザ・ワールド Around the World
10 ブランコ Rock the Baby

スーパーレベル2000

Lv トリック名と規定数 アメリカ名
1 エレベーター Elevator
2 トウキョウタワー Eiffel Tower
3 UFO Flying Saucer
4 ドッグバイト Dog Bite
5 スリー・リーフ・クローバー Three-leaf Clover
6 ブレインツイスター Brain Twister
7 ムーンサルト Man on the Flying Trapeze
8 ストップ&ダッシュ Stop and Go
9 ホームラン Baseball
10 ループ・ザ・ループ(5回) Inside Loops

ハイパーレベル2000

※ハイパーレベル '97に同じ。

スーパーレベル(3期)

第3期ハイパーヨーヨーでは、「レベルいくつ」がなくなり、12トリック中10トリックをクリアすれば次のレベルに進めるようになった。マスターレベルだけは全トリックをクリアする必要がある。

また、「ベーシックレベル」が名前の上ではなくなり、「スーパーレベル」から始まる。

トリック名と規定数 アメリカ名
ロング・スリーパー Sleeper
スター・テイル Lift Sleeper
フォワード・パス Forward Pass
ブレイク・アウェイ Breakaway
サイド・シュート Lateral Pass
ロケット Skyrocket
ウォーク・ザ・ドッグ Walk the Dog
クリーパー Cleeper
エレベーター Elevator
ブランコ Rock the Baby
ループ・ザ・ループ3 Inside Loops
アラウンド・ザ・ワールド Around the World

ハイパーレベル1st(3期)

トリック名と規定数 アメリカ名
ワインダー Winder
オーバー・ザ・フェンス Planet Hop
フェニックス・ホイール Spiral Pinwheels
ストップ&ダッシュ Stop and Go
ユーフォー Flying Saucer
ツー・ハンド・スター Star
サイド・ワインダー Sidewinder
ループ・ザ・ループ10 Inside Loops
ワープ・ドライブ Warp Drive
ブレイン・ツイスター Brain Twister
ムーン・サルト Man on the Flying Trapeze
タイダル・ウェーブ Tidal Wave

ハイパーレベル2nd(3期)

トリック名と規定数 アメリカ名
タイム・ワープ Time Warp
アストロ・ループ Outside Loops
ダブル・オア・ナッシング Double or Nothing
ホップ・ザ・フェンス10 Hop the Fence
リジェネレーション・オブ・スピン Regeneration
ループ・ザ・ループ30 Inside Loops
トリプル・ムーン・サルト Triple-on Trapeze
ザ・ホップ Eli Hops
ジャグリング・トラピーズ Man on the Flying Trapeze and His Brother
ビッグ・タワー Big Tower
スプリット・ジ・アトム Sprit the Atom
アトミック・ファイヤー Barrel Rolls

マスターレベル

全トリックをクリアすると、レベルクリア。

トリック名と規定数 アメリカ名
ソニック・ホール Black Hole
マッハ・ファイブ Mach 5
テレポーテーション Boingy Boing
スパイダー・ベイビー Spider Baby
ジェミニ・ループ Inside-Outside Loops
ダブル・ループ 2H Inside Loops
フリーズ・ブレス Revolution
グラインド・ツイスター Brain Twister to Crossed-arm Trapeze
スピア・ホップ Eli Hop Fountain
バブル・トラピーズ Black Hops
ジャイロ Gyroscopic Flop
ダブル・アラウンド・ザ・ワールド 2H Around the World
スピア・ループ Inside Loop Fountain
エルボー・ラップ Elbow Wrap
ドラム・ロール Simultaneous 2H Hop the Fence

ラインナップ

バンダイ内製のハイパーヨーヨーは少なく、多くが海外のヨーヨーメーカーからのOEM販売である。
ハイパーヨーヨーはこの手の販売形態としては珍しく、元のブランドの名前を全面的に出して販売している
例えば、ハイパーヨーヨー版でも「バンダイ・ファイヤーボール」ではなく「ヨメガ・ファイヤーボール」である。
これは名前が「スピンフェニックス」に変わっても同様である。

ほとんどが元のヨーヨーと名前を変えて販売されている。
1st,2ndは元の名前に「ハイパー」をつけただけのものが多い。
3rdは全く違う名前がつけられている。
当初は、ヨメガ・ダンカン・ヨーヨーファクトリーで、以下のようにイメージが統一されていた。

  • ヨメガ…伝説上の生物。特に初期は四聖獣
    • モンスターシェル(玄武)
    • クロスドラゴン(青龍)
    • スピンフェニックス(朱雀)
    • ストームタイガー(白虎)
  • ダンカン…自然
  • ヨーヨーファクトリー…宇宙

安全対策や改造防止などの観点から、元の機種と若干仕様が違う場合がある。例えば、スピンフェニックスはヨメガ・ファイヤーボールの同等品だが、軸が片側しか外れないようになっている。これは、トッププレイヤーの間で主流の「ナイスペ化」ができないようにするためと思われる。

以下に、メーカーごとのラインナップを示す。( )内の数字は時期。定価は税抜き。
は、大百科記事あり。ただし、一部例外を除き、記事は海外版の名称で作成されている。

ダンカン

→ダンカン(企業)

1929年創業の老舗玩具メーカー。ヨーヨーを初めて大量生産したメーカーである。
第1期の時点ではラインナップが固定軸機種ばかりであり、安いが低性能というイメージが定着していた。

第2期の時には、ダンカンを復活させた名機「フリーハンド」が登場。当時金型破損のため製造中止となっていた「フリーハンド1」を復刻させたことは高く評価されている(当時出ていたフリーハンドは「フリーハンド3」とよばれ、形状が全く異なるものだった)。2004年世界大会では、多数のダンカンプレイヤーがオリジナル版ではなくハイパー版のフリーハンドを選択した。

なお、2002年にプレイマックスを買収しており、第1期で同社のプロヨーブランドとして発売されていた機種は、第2期以降ダンカンブランドで発売されている。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパーインペリアル(1) 680円 インペリアル 下記3機種と同等
ハイパーグロウ(1) 680円 グロウインペリアル インペリアルと同等
ハイパーネオ(1) 680円 ネオ インペリアルと同等
ハイパーミッドナイト(1) 680円 ミッドナイトスペシャル インペリアルと同等
ハイパーパピヨン(1) 680円 バタフライ
ハイパーホイールズ(1) 880円 ホイールズ
ハイパープロ(1) 680円 プロフェッショナル
ハイパーループ(1,2)
ウッドバレット(3)
(1)1500円
(2,3)800円
プロヨー 1期はプロヨーブランド
ハイパーループグロウ(1) 1700円 プロヨー ハイパーループと同等
ハイパーループフライ(2) 800円 プロフライ オリジナルより重い
ハイパーワスプ(1) 5000円 ターボバンブルビー 当時はプロヨーブランド
フリーハンド(2) 2600円 フリーハンド1
フリーハンドZERO
カウンターウェイト付属
のちにZEROとして発売
ウインドオービット(3) 1800円 スピードビートル 付属スペーサーなし
フレイムウイング(3) 1800円 ドラゴンフライ
メタルバレット(3) 1200円 プロヨー ウッドバレットのボールベアリング仕様
スパークバット(3) 900円 バタフライXT
ソニックブレス(3) 1200円 Pro-Z 元になった機種よりも先に発売された
トルケーヴ(3) 5500円 トルク プレミアムバンダイ限定

ヨメガ

→ヨメガ

史上初のオートリターン機種・ブレインを開発したメーカー。
90年代はトップブランドとして君臨しており、現在もルーピングヨーヨーにおいては同社の「レイダー」が圧倒的シェアを占めている。

第1期では、高価だが高性能なヨーヨーというイメージであり、大会出場者のほとんどがヨメガ製のヨーヨーだった。
第2期以降は、価格改定により当時の半額程度の価格で買えるようになった。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパースター(2)
モンスターシェル(3)
800円 オールスター
ファイヤーボール(1,2)
スピンフェニックス(3)
(1)2000円
(2,3)1800円
ファイヤーボール
ステルスファイヤー(1,2) (1)2200円
(2)円
セイバーウイング
ハイパーブレイン(1)
ワイルドクロー(3)
(1)2200円
(3)1600円
ブレイン オートリターン
ステルスブレイン(1) 2400円 セイバーウイングブレイン オートリターン
メガブレイン(2) 1800円 パワーブレイン オートリターン
X-ブレイン(1)
クロスドラゴン(3)
(1)     円
(3)1800円
X-ブレイン オートリターン
X-ブレインウィング(1) X-ブレインウィング オートリターン
ハイパーインパルス(1) パワースピン
ハイパーミラージュ(1) ストロボヨー LED内蔵
ハイパーレイダー(1,2)
ストームタイガー(3)
(1)5000円
(2)2500円
(3)1800円
レイダー
スパイラルジャガー(3) 1800円 レイダーEX 付属の調整用スペーサーが3種類に減っている
ステルスレイダー(1,2) (1)5000円
(2)2500円
セイバーレイダー
ハイパーアールビーツー(1) 5000円 RBⅡ
ファイヤーストーム(1) ファイヤーストーム(1999)
ファイヤーストームウイング(1) ファイヤーストームウイング
オールスターウルトラ(1) オールスターウルトラ 認定店限定
ハイパーワープ(1) ハイパーワープ 認定店限定
フリーズワイバーン(3) 1600円 クロスファイヤー(2010)
テクノ2
シンウーOEM
スタヴィティー(3) 3000円 ダッシュ プレミアムバンダイ限定

ヨーヨーファクトリー

→ヨーヨーファクトリー

2003年創業の新興メーカー。戻りやすくメンテナンスも簡単なF.A.S.T.スターや、溝幅を簡単に調整できるダイヤルシステム、軸の部分だけつまんで回すことができるハブスタックなど、奇抜なアイディアを形にするメーカーとして知られる。

フルメタル機種を実用レベルにまで引き上げたメーカーでもある。

このメーカーのみ、ハイパーヨーヨー専売の機種が存在する。
「グラインドサターン」のように、もとのヨーヨーに大幅なカスタムが施されているものもある。
また、「ハイパークラスター」の開発にも関与した。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパーコメット(3) 800円 ファイヤードッグ
マーキュリー(3) 1800円 F.A.S.T. 201
スターフライ(3) 900円 (ハイパー専売)
ダイアルマーズ(3) 2200円 ヴェロシティ(ver.3) ダイアルが初期型のもの
ギャラクシーフライ(3) 1200円 (ハイパー専売)
グラインドサターン(3) 2500円 グラインドマシーン
(プラスティック版)
ハブスタック搭載
内蔵リム・梨地加工なし
アストロフライ(3) 1400円 (ハイパー専売)
ディヴァルト(3) 3800円 ノーススター
プロトスター
2機種のチャンポン
エースラッシュ(3) 2800円 LOOP1080 ギャップ調整用キー付属
アクロナイザー(3) 8000円 スーパースター(2013) プレミアムバンダイ限定

シンウー

→シンウー

韓国のヨーヨーメーカー。
低価格帯のヨーヨーに定評があり、ダンカンプラスチック機種と(精度に目をつぶれば)同等性能のヨーヨーが格安で買えることから、初心者に重宝されたメーカーである。

ハイパーヨーヨーには1機種のみ提供。
シンウーは当時、同社の「テクノ2」をヨメガに「クロスファイヤー」としてOEMしているのだが、ヨメガはさらにそれをバンダイに再OEMして発売している。

名前 定価 元になった機種 備考
フリーズワイバーン(3) 1600円 テクノ2
クロスファイヤー(2010)
ヨメガブランドで発売

ラッセル

→ラッセル(企業)

70-80年代にコカコーラヨーヨーを販売し、世界的なブームを巻き起こしたメーカー。

ハイパーヨーヨーにも、当時と同性能のヨーヨーを2機種提供している。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパーラッセルスーパー(1) スーパー
ハイパーラッセルプロ(1) プロフェッショナル

ヘンリース

→ヘンリース

ドイツのメーカー。
ディアボロ(中国ゴマ)などの大道芸用具が主力商品だが、その技術を活かしたヨーヨーも少数販売している。

ハイパーヨーヨーには1機種のみの提供だが、コロコロコミックなどでは、この機種を使った「オフストリング」というプレイが紹介されており、当時の世代にオフストリングを定着させた。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパーバイパー(1) 7500円 バイパー(クラシック)

プロヨー

→プレイマックス

かつて存在したプレイマックス社のブランド。前述のとおり、2002年にダンカンに買収された。
買収後、旧プレイマックス経営陣が立ち上げたメーカーが、ヨーヨーファクトリーである。

ハイパーヨーヨーとして発売されたヨーヨーのうち、以下の機種がプロヨーから移管されたものである。
(は、買収後にハイパーヨーヨーとして発売された機種)

ハイパーヨーヨー プロヨー ダンカン
ハイパーループ
※ウッドバレット
プロヨー プロヨー
※ハイパーループフライ プロヨーGT プロフライ
ハイパーワスプ ターボバンブルビー バンブルビー
※フレイムウイング ターボバンブルビーGT ドラゴンフライ

バンダイ

→バンダイ

日本最大級の玩具メーカー。バンダイナムコグループの子会社。

バンダイ内製のハイパーヨーヨーも存在する。

ハイパープロの改良型であるハイパーミレニアムは、ダンカンブランドで発売されていたが、バンダイ製である。
のちに、これと同等品の各種ノベルティが存在する。

他のコロコロホビーに合わせ、ハイパードラゴンやハイパークラスターなどのカスタマイズ機種も発売された。
第3期では、誰もが一度は考えるモーター内蔵ヨーヨーを実際に販売するなど、性能よりも子供の夢を実現するようなヨーヨーがあれば、自分で作ってしまう。

なお、以下のラインナップには、ハイパーヨーヨーではないバンダイ製のヨーヨーも掲載する。

名前 定価 元になった機種 備考
ハイパーミレニアム(1) プロフェッショナル ダンカンブランドで発売
長野オリンピック(1) プロフェッショナル ミレニアムと同等
フランスワールドカップ(1) プロフェッショナル ミレニアムと同等
名探偵コナン(1) プロフェッショナル ミレニアムと同等
マイメロディ(1) プロフェッショナル ミレニアムと同等
てんしっちのたまごっち(1) プロフェッショナル ミレニアムと同等
ハイパードラゴン(1) 2200円 なし カスタム
ハイパードラゴン THP-Jバージョン(1) 2400円 なし ハイパードラゴンと同等
ハイパードラゴンファイヤー(1) 2400円 なし カスタム
ハイパードラゴンアクア(1) 2400円 なし カスタム
ハイパードラグーンスタンダード(1) なし カスタム
一部パーツはドラゴンと共通
ハイパードラグーンプロ(1) なし カスタム
ハイパーインフィニティー(3) 3800円 なし モーター内蔵
ハイパークラスター
PBスターウイング(3)
1500円 なし カスタム
ハイパークラスター
PBスターループ(3)
1500円 なし カスタム
ハイパークラスター
マッハフェニックス(3)
1600円 なし カスタム
ハイパークラスター
ブレイズグリフォン(3)
1600円 なし カスタム
ハイパークラスター
スラッシュドラゴン(3)
1600円 なし カスタム
オートリターン
ハイパークラスター
サンダードレイク(3)
1800円 なし カスタム
LED内蔵
ハイパークラスター
レジェンドクラスター(3)
2500円 なし カスタム
ハイパークラスター 
マッハフェニックスEX(3)
1500円 なし カスタム
ハイパークラスター
スピードファルコン(3)
2000円 なし カスタム
ハイパークラスター
フラッシュフェンリル(3)
1600円 なし カスタム
ハイパークラスター
メテオバハムート(3)
2800円 なし カスタム
ハイパークラスター
キングクラスター(3)
2200円 なし カスタム
ハイパークラスター
レーザーイーグル(3)
2000円 なし カスタム
LED内蔵
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ 1/1ヨーヨー 1900円 なし 魂ウェブシリーズ

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関連項目

  • ヨーヨー
  • コロコロコミック
  • スピナー
  • 超速スピナー

人物

  • 中村名人
  • アレックス・ガルシア
  • 長谷川貴彦
  • 川田祐 元THP-J。 第3期では「トップスピナー・タイガ」名義。
  • ジョン・アンドウ 元THPテキサス。「トップスピナー・リュージ」名義。
  • 小野友樹 プロスピナーライセンスを持っている。

メーカー

  • ヨーヨーメーカー・ショップ一覧
  • ダンカン(企業)
  • ヨメガ
  • プロヨー
  • ヨーヨーファクトリー
  • シンウー
  • ヘンリース
  • ラッセル(企業)
  • バンダイ

トリック

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コレジャナイ

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