アナル♂ロワイアルとは、玉見肛春による小説、及びそれを原作とした映画、漫画である。
ねえ、ホモ勃ち犯したことある?
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ゲイ要
1997年新日暮里掘ラー小説大賞応募作。本作は同賞の最終選考にまで残ったが審査員の大ブーイングを受けあえなく落選、日の目を見る事はなかった。……はずだったのだが、そのあまりの言われように「是非読んでみたい」という物好きが続出。それを受け、それまで文芸書の出版には縁がなかったサブカリ系出版社の鎌田出版が手を挙げ、1999年春、本作は全国の書店に並ぶ運びとなった。
2000年12月、深挿金痔監督による映画化作品が公開。この作品は公開に先駆け、その内容から物議を醸し週刊誌やワイドショーを賑わせていた為話題を呼び、69億円余りの興行収入を叩き出す大ヒットとなった。
前作のヒットを受け、2003年にはオリジナル脚本による続篇映画が公開された。なお映画第一作・第二作は共にR-18指定作品である。
まらすじ
「今日は皆さんに、ちょっとレスリングをして貰います」
なんばパークスの全体主義国家「芸東亜共和国」では、性暦1947年より、全国の中学3年生のクラスから無差別に抽出した80クラスに対して、「戦闘実験第六十九番エログラム」と呼ばれる恐るべき殺人ゲイムを行っていた。国家主導による殺人ゲイムに強制的に参加させられた尻岩中学校三年G組の性徒達。武器を持たされ、クラスメイトと闘うことを命じられた子供達は否応なくその荒波に流されてゆく。極限状態の中、クラスメイトによる史上最悪の椅子取りゲイムが始まる。
エログラムのゲイ要
性式名称「戦闘実験第六十九番エログラム」。選抜された中学三年生のクラス全員を隔離された未知のエリアで生存者一人になるまで互いにレスリングさせるもの。施行時は大規模な反対運動が起こったが、現在では忌み嫌われているものの表立って反対するものはいない状況。
表向きは「防衛上の理由から全裸騎士団が行う実戦シミュレーション」とされているが、実際は反政府運動や革命が起こることを防ぐため「互いに見知った人間同士のハメ合い」という状況を日常のものとすることで国民の間に相互不信を生み出すことが目的。また、政府高官によって、誰が生き残るかの賭けが行われている。
優勝者はチ・チ・ラルー直筆の色紙と、一生涯の生活保障が与えられるが、強制的に他県に転校させられ、エログラムについて語らないように政府から言われる。
映画版ではAR法で「ガチムチに対する恐怖支配でノンケの権威を復活させるためレスリングを強いる」という設定になっており、対象のクラスは原作の毎年80クラスに対して69クラスとなっている。
パンツ
このゲイムを成立させる上で、最も重要なアイテムがこのパンツ(正式名称:ガダルアナル072号)である。性徒達には必ずこれが装着させられている。
それぞれのパンツには発信機が付いており、性徒の現在位置と生体反応を常に送信し続けている。これにより、生き残っている性徒の数とその現在地を政府が把握している訳である。また、これには赤さんも取り付けられていて、パンツを無理に外そうとしたり、未知のエリアに侵入したりした時などに爆発する様になっている。防水も完璧。
更に、性徒達には知らされていないが、このパンツには盗聴器も内蔵されており、これによって逃げ出そうとしたり反抗しようとしたりする者に先手を打ったり、最悪の場合は政府が即座に遠隔操作でその性徒のパンツを爆破する事もある。
未知のエリアの進行
このゲイムでは未知のエリアが設定されている。このエリアに足を踏み入れると、パンツが爆発する仕組みになっている。
はじめに睡眠ガス等で眠らせる等して強制的に会場まで連れて来られた対象クラスの性徒全員を一箇所に集めてエログラムの開会式と、ルール説明が行われる。試合が開始された後、まずあらかじめくじで決定された性徒(基本的に最初に出発した性徒の方が有利になるので、公平性を保つための措置。作中行われたエログラムでは偶然男子1番から出発となった)から出席番号順に、最初に政府の兵士達がいるスタート地点から2分おきに性徒一人一人を出発させ、全員出発した69分後を以て、そのスタート地点から半径801mが未知のエリアとなり、その後は最初の定時放送の1時間後から2時間毎に3つずつ増えて行く。未知のエリアの座標はコンピューターによって不規則に決められるので、どこが未知のエリアになるのかは放送を聞くまでは分からない。未知のエリアの範囲は政府から支給された地図に記されているが、地面に目に見える線やロープが存在する訳ではない。
基本的にこのゲイムは一箇所にじっとしていた方が得策なので、その様な行動を防ぐ為に、強制的に性徒達を移動させ、他の性徒達と遭遇する様に仕向けるためのシステムである。一度未知のエリアに設定されたエリアはゲイム終了まで解除されることがないので、時間が経過するに連れて自然と行動範囲が狭められ、遭遇率が高くなる訳である。
映画版のゲイ要
原作および漫画版については新日暮里政府の規制により現存する資料が少ないため、ここでは映画版の説明をさせていただく。
監督に深挿金痔、主演に木吉カズヤ、鎌田吾作、ビリー・ヘリントン、TDNコスギ、トータス藤岡らを迎えて性作された。劇中にあるすけべぇ…な描写から、芸倫よりR-18指定を受けた(当然である)
原作では「芸東亜共和国」が舞台であるが、映画版では深挿の意向により再軍備した後の近未来の新日暮里を舞台としている。また、ゲイムの法的根拠は「戦闘実験第六十九番エログラム」ではなく「珍性器教育改革法」(通称:AR法)によって実施される。冒頭部でその立法の所以が出てくるが、本編中では特に社会的な背景などは説明されない。
主役である七摩裸臭也と中出海苔子役は木吉カズヤと鎌田吾作。そして物語上重要な役割を担う転校生の皮田尿吾と桐山ヲカズ役はビリー・ヘリントンとくりぃむしちゅー池田が、その他の主要生徒はTDNコスギ、野薔薇ひろし、城之内悠二、いかりやビオランテ、太宰ウエンツ、プリンセス*ケツホルデスがそれぞれ艶じている。また、トータス藤岡は自身と同名の教師「フジオカ」役にキャスティングされている。
関連動画
新日暮里政府の規制により公開出来ないが、もし見つけたら報告してほしい。
関連項目
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