マーク・ハミルとは、アメリカの俳優、声優、コミックライターである。
生年月日:1951年9月25日
出生地:カリフォルニア州オークランド
概要
高校卒業後、ロサンゼルスで役者の勉強をした後、『ビル・コスビー・ショウ』にゲスト出演。その後もテレビドラマやコメディーシリーズに多数出演する。1977年、『スター・ウォーズ』にて主人公ルーク・スカイウォーカー役でスクリーンデビューを果たす。その後、俳優としてのキャリアはB級SF映画の出演にとどまり、ブロードウェイとしてのキャリア、声優及びクリエイターを主要活動としている。
声優に関しては、1992年以後多数の『バットマン』のアニメ・ゲーム版においてジョーカーの声を演じており、その評価は高い。また『風の谷のナウシカ』のペジテ市長、『天空の城ラピュタ』のムスカ等、有名な日本のアニメ映画の英語吹き替えもやっている。
代表作である『スター・ウォーズ』シリーズには2015年の『フォースの覚醒』から始まった続三部作シリーズにも続投。しかし、その内容に関して苦言を呈したこともある(のちに撤回)。2020年のネット配信ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2にもルーク役で出演している(ただし、若い頃の映像をデジタル加工した形のようだ)。
スター・ウォーズに関するエピソード
『スターウォーズ/帝国の逆襲』でルークがワンパ(白熊似の猛獣)に襲われ顔面に傷をつけられるシーンがあるが、これは前作の『スター・ウォーズ』の最終撮影に向かう途中、ハミルが自動車事故で鼻と左頬を骨折して顔が歪んでしまい、それの説明を付けるために加えられたシーンであると言われている。
日本語版ではルークの吹き替えをやった声優はこれまで6人おり、その中でメジャーなのはビデオ版の島田敏か日本テレビ版の水島裕の二人であろう。水島版は未だソフト化されてないものの、見覚えがあるファンからの人気は根強く、支持するコメントが多い程である。
また、スターウォーズのパロディ映画である『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』のコックノッカー役では水島がアテている。
関連項目
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