谷口広明単語

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タニグチヒロアキ
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谷口広明(たにぐち ひろあき)は、日本フリーアナウンサーである。称はボヤッキー

概要

1972年6月6日大阪府生まれ。

大阪府立羽高等学校から追手門学院大学卒業後、サラリーマン生活を経て、2000年大阪芸能事務所昭和プロダクションに入り、フリーアナウンサーとして活動をスタートした。スポーツアナウンサー志望だったが、当初は音楽番組やイベントMCなどが中心だった。

転機となったのは2001年オリックス・ブルーウェーブ現在オリックス・バファローズ)のボールパークナビゲーター(スタジアムDJ)として初代のDJ KIMURAに代わり、球団統合前の2004年まで4シーズン、場内アナウンスを務めた。

2005年から活動の中心を首都圏に移し、スポーツアナウンサーとして本格的に活動を開始。プロ野球サッカーラグビーウインタースポーツ自転車など、幅広いジャンル実況を手掛けている。

2011年10月に個人事務所Sports Zone」を設立して独立し、現在に至っている。モットーは「感動スポーツシーンをあなたに」。

ニックネームの「ボヤッキー」は、往年のアニメヤッターマン」の悪党キャラに似た顔立ちに由来するもので、元々はスタッフ間のニックネームだったようである。

前掲のように、年間を通じてスポーツ実況を幅広く手掛けており、時にはいつ休んでいるのか分からないレベルで八面六臂の活躍を見せることもある。そんなこともあって、Twitter上には「#谷口寝ろ」というマニアックハッシュタグも存在する。

ニコニコにおけるボヤッキー

ニコニコ生放送ではプロ野球チャンネルのうち、2012年シーズンから横浜DeNAベイスターズ催試合(映像TBS・東通・横浜DeNA制作の共同映像、音ニコニコ制作)において実況を担当している。

当初、ニコ生では「グッチ」「タニー」などのニックネームしまれていたが、2013年9月18日の対東京ヤクルト戦(横浜)で実況を務めたギョニキが「谷口アナウンサーは、大前さんなどから『ボヤッキー』と呼ばれている」とゲロったのをきっかけに、内輪のニックネーム「ボヤッキー」が明るみになった。他のアナウンサーニックネームは放送内で半ば自然発生的且つ強制的に付けられたものがほとんどで、ちょっと特殊なケースである。

ニコ生ではその他、2015年シーズンから放送しているパ・リーグ5球団ディレイ中継のうち、埼玉西武ライオンズ映像・音ともテレビ朝日埼玉西武制作)、千葉ロッテマリーンズ映像・音ともTBS・エキスレス千葉ロッテ制作)、オリックス・バファローズ映像・音ともJ SPORTS・エキスレスオリックス制作)の3球団分で実況リポーターを務めているほか、プロ野球はじめスポーツ関連番組の進行役などを務めている。

「『MC』とは?」

2014年4月25日の対阪神タイガース戦。DeNA先発投手三嶋一輝
この三嶋、3ボール2ストライクのカウントを与えることがやたら多く、いつしかそれに「三嶋カウントMishima Count略称MC)という呼称が付けられた。

その試合の2回表二死二塁、三嶋阪神の打者・藤井彰人を0ボール2ストライクと追い込むものの、そこから3連続ボールフルカウント、これに対し視聴者から「MC」というコメントが多数投稿される。
その後、藤井ファーストゴロに打ち取ってスリーアウトチェンジとなり、四球や追加点は免れた。

攻守交代のインターバル後、2回裏の先頭打者・筒香嘉智打席に立った、その時である。
ボヤッキーが「先ほどあの、質問で出ていましたけども、MC」っていうのは、なんなんでしょうねぇ?も分かりませんでした、「MC」。ぜひよろしければ、教えて下さい。」とつぶやいた。
これに対し視聴者は、すぐにコメントで先述の三嶋カウントのことを教えると、「あ~、素晴らしい!なるほど。」と納得したが、三嶋はこのカウントから四球を与えることが多い(ちなみに2013年セ・リーグ最多与四球投手である)ため、全く素らしくはない
なお、藤井へのボールカウントが3-2になった間の放送経過時間が33分40辺りだった。なんでや!

ちなみにこの「MC」、三嶋以外の投手が3-2のカウントを与えた場合にも使われるようになり、「お前さん」こと大前一樹アナや「ゆうちゃん」こと節丸裕一アナDeNA実況を担当した際にも同様のことをく場面があった。

罰ゲームからの生還

ニコ生DeNATBSと球団、そしてニコニコの共同制作で放送しており、ニコ生スタッフも球団の共同映像制作に携わっている。その中でニコ生実況アナウンサーが担当するケースが多いのが、試合後の監督インタビューである。勝った試合のインタビューであれば、ウキウキモード中畑清の表情を伝えることができる「ご褒美」となるが、逆に負けた場合、敗戦の弁を淡々とキヨシから言葉を引き出さねばならない「罰ゲーム」となってしまう。特に2014年シーズンは、ニコ生実況アナ罰ゲームを担当するシフトが組まれるケースが多く、ビハインドの展開になると実況アナファンユーザーから憐れまれている。

ボヤッキー実況を担当した2014年6月21日の対埼玉西武ライオンズ3回戦は中盤までDeNAリードしながら、西武が徐々に差を詰めて9回に6-6の同点に追い付き延長戦に突入。

10回表、西武脇谷亮太西武移籍後初となった1号ソロ本塁打で勝ち越し遂に逆転に成功、ボヤッキー罰ゲームがちらつき始めた。
そしてその裏、先頭の白崎浩之二塁打で出塁するも、続く多村仁志は遊ゴロ。同点の好機ではあるものの一死となり、ボヤッキーインタビューのスタンバイのため実況ブースを退席し、映像は場内音のみとなった。井手正太郎空振三振。遂に敗戦、そして罰ゲーム前に迫った。だが西武バッテリー金城龍彦との勝負を避け敬遠。ルーキー嶺井博希との勝負を選択した。ところがその嶺井が、右越えへフェンス直撃の大飛球を放ち2者が生還。殊勲の逆転サヨナラ適時三塁打となり、8×-7のルーズヴェルト・ゲームDeNA勝利を収めた。

残念ながら勝利間を分かち合うことはできなかったが、罰ゲームを寸前で回避し、勝利の歓喜コメに沸くファンユーザーの元へと「生還」したボヤッキーは、どこか晴れがましく聴こえた。

ニコ生実況アナ罰ゲームから生還した例は、2013年7月からコメ拾い実況が本格化して以来皆無だったが、これが「罰ゲーム生還」の第1例となった。

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谷口広明

1 ななしのよっしん
2014/07/12(土) 17:59:53 ID: 60gf/XzwsJ
ニコニコにおけるボヤッキー」に、あの嶺井のサヨナラを生で実況できなかったというある種の事件を追記してください。すいませんが、お願いします。
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2 ななしのよっしん
2014/08/16(土) 23:11:55 ID: kC/nUBYIm+
実況、困惑
>>sm24255018exit_nicovideo
 

なお、ボールは球団スタッフにより回収された模様 
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