ニコニコ大百科

現在「クラシックＤ＆Ｄ」の呼称でフランクメンツァー版Ｄ＆Ｄ（旧４版）を指しているのは日本だけの傾向だと注記する必要あるような。

アメリカでは当該システム群の事をベーシックＤ＆ＤとかＢＥＣＭＩと呼ばれてる。
そしてクラシックＤ＆Ｄと言ったら、今では上掲物と旧３版Ｄ＆Ｄ（PDFで公式ルールが入手可能）に加えてＡＤ＆Ｄ1stとＡＤ＆Ｄ2ndまでも含めた大きな括りになってる。

>>1

> 現在「クラシックＤ＆Ｄ」の呼称でフランクメンツァー版Ｄ＆Ｄ（旧４版）を指しているのは日本だけの傾向だと注記する必要あるような。
> アメリカでは当該システム群の事をベーシックＤ＆ＤとかＢＥＣＭＩと呼ばれてる。

サンクス。たしかにそのようだ。

> そしてクラシックＤ＆Ｄと言ったら、今では上掲物と旧３版Ｄ＆Ｄ（PDFで公式ルールが入手可能）に加えてＡＤ＆Ｄ1stとＡＤ＆Ｄ2ndまでも含めた大きな括りになってる。

(今の)D&D4eより古いD&D全部という理解でよろしいか? ソースもあると嬉しい。

>>2

編集者さんかな＾＾？
お膝元では旧TSR時代のルール群に対してクラシック（クラシックス）と総称している場面やDL通販サイトが割合多く見受けられるのけど、いつ頃からAD&Dも含める意味合いで使われるようになったのか、申し訳ないけどこちらで確たるソース提示はできないんだ。スマヌ。
もちろん以前はクラシックＤ＆Ｄと言えば、お膝元でも多くの人が３版なり４版なり、BOXセットを想像してたはずだと思う。

ソースではないけど一例としてGygaxMagazineのtwitterアカウントでは、しばしばclassic D&Dやclassic AD&Dといった言い回しが出てくる。

このGygaxMagazineというのは、ゲイリー氏の息子さんや旧Dragon誌の関係者たちが昨年新たに立ち上げたTSR社の刊行物。

初版編集者です(突然改まって)。

こちらでも色々調べたのですが、この記事で扱っている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を「クラシックD&D」と呼称しているのは日本だけではない、思いました。

ただ、確信があるわけではないので、別の方がその責任においてそのような編集をされることに特に反対はしません。
個人的にはニコニコ大百科でそこまで厳密する必要はないかなと思います。

TRPGで内政および交易のことでここに来ました

上記の日本語版ってどこかにありますでしょうか?

>>5
クラシックD&Dの内政ルールは、コンパニオン・ルールに記載がありますが、クラシックD&Dの日本語版は絶版で入手困難です。

テスト

Strongholdの評価とか中々大した記事

新和版を「Ｄ＆Ｄ２版」と主張してる古参が結構いる
HJの３版の前だから２版だと普通に勘違いしてる場合もあるけど
中には、Holmes版が「Ｄ＆Ｄ２版」で、その直系だから（または意図的に同一と説明して）
「新和版は４版などではなく２版だ」として、要はHJ版よりも正統だとか言いたいようだ
wikipediaなんかもその脈絡で、故意にクラシックＤ＆Ｄ全版を「２版」とまとめて書かれてる記事がかなりある

でも実際はHolmes版はＯＤ＆ＤやＡＤ＆Ｄ１版に近く、次のB/X版で大改訂されている
完全に別ルールなので、Holmes版の威を借りて「新和版は２版だ」は無理筋だろーねー

＞副作用として、エルフが魔法も戦闘もこなせるスーパーエルフになってしまった点などは有名である。

ＡＤ＆Ｄのファイター/MUマルチクラスのエルフに比べて、ＣＤ＆Ｄが「スーパーエルフ」な点って一体何さ
ＡＤ＆Ｄでも１版ではマルチクラスには（デュアルクラスと違って）防具の制限は何もないし
２版でもエルブンチェインなので２点しか違わない、敏捷力修正の高さでそれでもＡＤ＆Ｄの方がＡＣが良いくらい
ＣＤ＆ＤではＡＤ＆Ｄに比べて、戦術呪文が遥かに少ないし命中率の伸びも悪く成長も遅い（ＡＤ＆Ｄでは中レベルで必要経験が倍々になってない域があって速い）

ＣＤ＆Ｄでは（ＡＤ＆Ｄや３版以降と違って）最前線で完全武装で呪文を連発できるとかいう主張も聞いたことがあるけど、それはただのルールの誤解釈
ＡＤ＆Ｄ同様にダメージ等で集中が乱れると呪文が阻害されることも、ゼスチュアが必要なことも赤箱にすでに書いてある（両手が塞がりっぱなしで呪文を使ったりはできない）
日本のガラパゴス化したほとんどの卓が見落としてたけどな！商業誌とか含めて

とはいえ「ＣＤ＆Ｄのスーパーエルフ」とかいうデマは
ＡＤ＆Ｄ（海外で最も普及していた実態から比べてＣＤ＆Ｄのエルフが強くもなんともない）自体知らなかったことにも原因があるんだろうけど
もちろん最大の要因はレベルキャップを知らなかったことだろうけどさ

>>9
白状するとエルフの下りは流伝に乗っかって書き飛ばしました（いいかげんで申し訳ない）
「スーパー」は過剰表現としても、赤箱の範疇では強いクラスだからいいかな位の認識でして…
AD&Dのエルフについてはルール全体のパワーバランスも含めて別物だと思っていたので、そもそも比較するという頭がなかったです。

ともかく、古のデマをいまさら拡散するのも良くないので該当の箇所は修正しようかと思います。

>>10
メンツァー版エルフは赤箱時点っつーか「１レベル」の強さが突出してるよなー
なんせクレリックは呪文を使えないわシーフは成功率１０％台揃いだわ
開始時の強さが印象づけたところも大きいと思う

とはいえ赤箱から何十年後に映画指輪の描写やシルマリルの物語と合体事故を起こして
いまだに公式チート無双エルフだっただの流布されてるとかの巷の状況は目もあてられんので
TRPGレイヤーから率先してそういうのは直していきたいところよね、手間かけてすまんけど

現在のD&Dは米国で独自の進化を遂げたため世界観がなーろっぱと違いすぎてついていけん
日本のTRPGやCRPGとの枝分かれが少ないCD&Dの方が売れそうな気がする。

はたして古式然としたシステムが（他になーろっぱやCRPGテンプレのベースといえばソードワールド１とかWiz-RPGとかか？）
なーろっぱに近いというそれだけの理由で多数派のカジュアル層に売れるのかいな？

ただ米国から見ると、ファイティングファンタジー/AFFやＴ＆Ｔは本国では細々としたものだが
日本では信じられないくらい人気があるらしい
たぶんその人気はカジュアルじゃなくて懐古層だけど、CRPGテンプレを思わせる古式システムには日本では一定の需要がある

あとCD&Dをはじめ旧版は、現在は和訳を販売することはできない
CD&Dや関連商品、昔のAD&Dゲームブックとかを含めて安田均がWotCに交渉して断られた
現版を売るために旧版はできるだけ売らないらしい

ただしOGLとかのライセンスで作られた他社の旧版クローンはその制約はないし、ネット上に和訳が存在するものもある
「オールド・スクール・エッセンシャル」（ほぼ赤～青箱そのまんま）とか
「ザ・ブラック・ハック」（こっちはOD&Dだけど）
とかでぐぐってみるといい