ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア 単語

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ゴルド・ムジーク・ユグドミレニアとは、小説Fate/Apocrypha」の登場人物の一人である。

CV大川透

プロフィール

概要

ダーニックの支配するユグドミレニア一族の下であり、かつてはアインツベルンに匹敵するほどの錬金術大家であったムジークの当度の聖杯大戦においては、ダーニックの命により参戦し、自らが用意した触媒によって召喚した黒のセイバーことジークフリートマスターとなった魔術師

小柄で小太りな中年男性。それでいて、疑心と虚栄心の塊のような性格の持ち故に、その態度も傲慢そのもの。ムジーク落して久しいが、「名門であった」という誇りとおだけは立に育ち36歳になってしまった。
だが、それらを差し引いても、彼が一級の魔術師であることに変わりはない。というのも、魔力パスの分割によって、サーヴァントへの魔力供給を気にすることなく、自分たちの魔力行使を可にするという、反則級のシステム干渉を提案。これを実現に漕ぎ着けた、という実績の持ちなお、これには大量のホムンクルス魔力供給用として用いている。
これだけでも、彼がかつてのロードエルメロイたるケイネスと並ぶか、それ以上の人物であることがわかるだろう。
また、“変質腕”のような錬金術による魔力変質を用いた戦闘行為も可である。

とはいえ、生来からの臆病な性分ゆえか、あまりにも有名すぎるセイバーの弱点を秘匿するために、彼に会話することを禁じてしまう。
これによって、コミュニケーションを取ることが不可能となってしまい、戦闘時においてもマスターとして回りするばかり。
これにより焦りばかりが募る中で、セイバー無敵性を誇る赤のライダー対決することに。
この無敵秘密が判然としない中で、セイバーへの疑念と不信感が一方的に高まる中で、ついにセイバー宝具使用を令呪にて命ずる。
しかし、宝具の一撃を放ったとてライダー無敵を打ち破れないことがから見ても明らかとなった状態で、ダーニックからの厳命により、二画令呪を用いて宝具の使用を中断させる。
今までのシリーズでも、その愚かさをしてしまったマスターは幾人もいるが、ここまでの無能さを露呈してしまった最低マスターは、おそらくは後にも先にも彼一人だけだろう。え?結局prprしかしていないヤツがいるって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ

そんな中で、黒のキャスターが自身の宝具の炉心に用いようとしていたホムンクルス後にジークと名乗ることになる少年黒のライダーことアストルフォの手引きにより脱走。これを捕らえるべくセイバーと共に立ち塞がるも、そのホムンクルスから思いがけない反撃を受けてしまい昂。一方的ホムンクルスを痛め付け、瀕死の重傷を負わせる。
これにより、アストルフォに諭されたセイバーに殴りつけられてしまい失神。結果、セイバーホムンクルスを救うために己の命を差し出し、事実上の退場。おまけに、そのホムンクルスには逃げられてしまった。
こうして、戦わずして聖杯大戦から脱落した上に、最後の令呪も取り上げられてしまうことに。おまけに、キャスター宝具の炉心の補にもされるなど、もはや彼の命運は尽きたも同然であった・・・・

(※ここから先は中盤以降のネタバレにつき反転しています。原作未読、アニメ未視聴、あるいはコミックス読み進めている方はブラウザバックしてください)

戦いから半ば弾き出される形となってしまい、に溺れるばかりのゴルド。
そうしている中で、自身が本心ではセイバーを恐れていた(く“大英雄ジークフリート”であることからを逸らしていた)ことを自覚。と同時に、もう少し己のサーヴァントに歩み寄っていれば、とも悔いている。
その後、ジークアストルフォと再び邂逅ホムンクルスを救いに戻ってきた二人に己の内心を吐露。と同時に、その愚かさを摘される。それらの言葉を受け入れると、ホムンクルスたちを解放。実質的に和解となった。

なお、キャスター本人は自身の宝具にゴルドを用いることについては不満を抱いており、結局は彼を炉心として用いることはなかった(一応、ゴルドのなけなしの名誉のために言っておくと、炉心としては彼でも及第点であるらしい)。
だがしかし、代わりに現実ではあらゆる意味で最悪な展開となった。

営から離反したキャスターが起動させた宝具たるゴーレムサーヴァントらので撃破した後は、新たにユグドミレニアの当となったフィオレの補佐を受け持つことに。以降は、シロウ・コトミネらに奪取された聖杯を奪還すべく尽する自営のバックアップを担うこととなる。
また、解放されたホムンクルスたちに対しては、ぶつくさと文句を垂れつつ自虐的になりながらも、何だかんだで世話を焼くという、それまでの彼からは考えられないツンデレ姿勢を見せる。
特に、ホムンクルスたちのリーダー格であるトゥール(CV寿美菜子)との夫婦漫才じみたやりとりも、最終局面に向けて緊迫感の増す状況の中での清飲料の一つとなっている。
ともあれ、最後まで生き延びた彼は聖杯大戦の戦後処理の一を担うことに。

序盤での迷走っぷりに加えて、実はジークフリートに殴られた時点で死亡=第一巻で退場する予定だった(作者談)だの、コンスコンづらですぐ死にそう(by作者)だの、その扱いは惨憺たる有様。
ところが、大方の予想を覆すかのように最後まで生き延びたばかりか、当初の横柄な態度から一変して丸くなった結果、ツンデレ属性を得ることに。こ。メタボオッサンツンデレとか誰得なんて言わない。
このようにして、ゴルドさんとしてしまれるようになった彼は見事にすべきダメ人間きのこ談)を全うし、そしてムジークの頂点にトゥールが拳一つで立つこととなった。

ちなみに、既婚者で子持ち。そのゴルドの子というのが、ゴルドにソックリ冷めきった瞳をしている息子とのこと。というか、単にゴルドを若返らせてヒゲオフした感じである。

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