横浜ビー・コルセアーズ 単語

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ヨコハマビーコルセアーズ

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横浜ビー・コルセアーズとは、神奈川県横浜市を本拠地とするバスケットボールクラブ、及びBリーグに所属するプロバスケットボールチームである。

概要

日本バスケットボールクラブ/B1リーグ・中地区
横浜ビー・コルセアーズ
基本情報
創設年 2011年
運営法人
(所在地)
株式会社横浜ビー・コルセアーズ
(神奈川県横浜市)
クラブカラー
(チームカラー)
ネイビーブルー
ホームアリーナ
[:メイン]
横浜プール[横浜市]
横浜文化体育館[横浜市]
・トッケイセキュリティ平塚合体育館(平塚合体育館)[平塚市]
ホームタウン 神奈川県横浜市
前身
備考 運営法人横浜スポーツエンタインメント株式会社から変更。
要獲得タイトル
bjリーグ:1回
バスケットボールクラブチームテンプレート

bjリーグ日本プロバスケットボールリーグ)参入を機に誕生したバスケットボールクラブである。

称の「ビー・コルセアーズ(B-Corsairs)」とは、英文字"B"と「海賊達」「海賊団」を意味する"Corsairs"(コルセアーズ)を組み合わせた造語である(※ブースターからは更に略して「ビーコル」と呼ばれている)。

また、最後の2つを除いた各文字には・・・

といった様々な意味合いが込められている。これは一般募により寄せられた総計455案のチーム名に込められた熱い思いを結集した形である(色々こじつけが過ぎるとか言うな)

なお、くから育成組織を設立させたクラブの一つとして知られており、直下の組織に当たるU-15/U-12/U-10/U-8の各チームをも保有し、県内12地区にてバスケットボールスクールを開設している。

歴史とか特徴とか

創設までの経緯

2000年代中期、『バスケットボール競技者人口』日本一たる神奈川県にはプロバスケットボールチームが未だに誕生せずに居た。横浜市にあった有実業団チームであったいすゞ自動車ギガキャッツは「廃部」によりクラブチーム化を余儀なくされ活動規模は小さくなり、川崎市にあった東芝ブレイブサンダースは元々アマチュア志向でプロ化する気は更々なかった。もちろん、当時日本プロバスケットボールリーグとして名高かったbjリーグ神奈川県プロチームかった。

そんなある年、「神奈川県プロバスケットチームを作ろう」という機運が県内のあちこちで高まりだし、多くの人たちが実現に向けて活動を始めた。そんな中で、当時、神奈川県バスケットボール協会の理事であり会社経営者でもあった廣田和生に「県内にプロチームを作るための代表」就任の白羽の矢が立った。その後、県内で活動していた組織を全てまとめて一本化し、運営法人となる横浜スポーツエンタインメント株式会社が設立。プロチームである『横浜ビー・コルセアーズ』を誕生させ、2011年、bjリーグに殴り込みをかけることとなった。

鮮烈なデビューの陰で・・・

ビー・コルセアーズのデビューは鮮だった。初参入である2011-2012年シーズンではイースタン・カンファレンスで2位(10チーム中)、リーグ優勝をかけたプレーオフでは3位という最高の出だしを魅せる。そして翌2012-2013年シーズンではイースタン・カンファレンスで2位(10チーム中)、プレーオフでは遂に優勝を成し遂げ、々とbjリーグの頂点へと立った。

しかし、一方で・・・

2013年1月の時点で、横浜ビー・コルセアーズがこのままではシーズンをまっとうできないかもしれないという、かなり厳しい状況であることが分かりました。

スポーツナビexit
『存続の危機を乗り越えた前年覇者 横浜ビー・コルセアーズの新たな船出』exitより

こう話したのは、bjリーグチーフプロデューサーとはまた別に横浜ビー・コルセアーズのエグゼクティプロデューサー2013年7月から兼務することになった岡本尚博である。彼はこの実態を知るためにリーグから調依頼された。その結果、外から聞いていた状況よりも、内情は相当厳しいものであり、更にはプレーオフファイナル終了時点で全に資ショートし、回らなくなっていたことを明かすのだった。つまり破綻寸前に追い込まれていたのである。当然の如く、岡本はこの事実を突き止めた際に愕然としていた。

こうなった原因は、社員の数が足りなさすぎて仕事のキャパがオーバーがしてしまったこと(※破綻寸前時点で社員が廣田代表を含めてたった4人しかおらず、1人1人が仕事を複数掛け持ちしている状態だった)、そしてチーム情報が外にアウトプットされていなかったことが挙げられる(※チームの方向性や必要としているものが、ブースターはおろか、スポンサー行政も分からない状態であった)。

マイナス3億円からのスタート

その後、リーグ導で広告代理店の大手広告通信社(※社名です)クラブ運営を全面委託され、岡本エグゼクティプロデューサーが代表取締役に就任(※元々は大手広告通信社から出向してきた)。幸いにも優勝メンバーである日本人選手は全員残留し、再建ならぬ再生へと歩くこととなった。

ただし、千葉ジェッツのように残高が数百円あった状態でもなく「未払や借入の総額3億円」を抱えた状態で始めることとなった。

そして考えた再生へのが、ブランディングをきっちりして、そこを軸に進んでいくことであった。

その為に、横浜市の住民の動向やマーケット調、本拠地である横浜プールがある都筑区の成り立ちにいたるまで入念に調べたりした。

東京なんかとは一緒にしないで欲しい』という横浜の人たちが抱えるプライド都市でもある横浜の多様性。それらを踏まえて、あえて"正しくない進化"をしてやろうじゃないかと思ったんですよね。

Sport Graphic Number Webexit
『借金3億円から巻き返した「海賊」。Bリーグ横浜の“正しくない進化”。』exitより

また、トップチームの強化と同時に、成績に関わらずお客さんを呼べるような仕掛けを作り始めた。この点について岡本は以下のようにった。

開幕前にスタッフに話したのは、『お客さんが入らないことをチームの成績のせいにしたらフロントの負けだ』ということです。

そもそも、お客さまは、試合に来る前にチケット代を払ってくれているんです。チームが負けたときに得るものがなかったら、詐欺みたいなものじゃないですか。入場料は、会場で時間を過ごしただけで、ある程度はペイできるものにしておかないと。その上で、チームが勝ってくれたら、付加価値が付く、と。『得したな』と思えば、また来てくれるものなんです。

Sport Graphic Number Webexit
『借金3億円から巻き返した「海賊」。Bリーグ横浜の“正しくない進化”。』exitより

その為にクラブとして、グッズ販売の充実などは論のこと、ブースター線での施策を行う為の「ビーコル研究所」というものをブースターを社員として招き入れて作ったりしている。

クラブマスコット

関連動画

・・・ニコニコ動画動画は、スポーツナビexit動画一覧exitを観て、どうぞ。

関連商品

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関連項目

クラブ公式サイト

横浜ビー・コルセアーズ 公式サイトexit

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