うるせェ!!!いこう!!!!とは、ルフィがチョッパーを仲間に誘った時の台詞である。
うるせェって概要があるかよ…
漫画『ONE PIECE』第152話“満月”でのモンキー・D・ルフィの台詞。
人・トナカイどちらの輪の中にも馴染めずバケモノとして迫害されてきたトニートニー・チョッパー。船医として大海原へ出ることを内心で喜びつつも、そのコンプレックスから当初はルフィの誘いを断る気でいた。しかし、ルフィのこの一言で仲間入りを決意した。
多くの名場面が描かれたドラム王国編の中でも有名なシーンの一つであり、ルフィの性格や船長としての度量を象徴する場面としても有名。2000年42号のジャンプ本誌掲載時でこの回は表紙+巻頭カラーを飾り、サンジに続く5人目の仲間の誕生に衝撃を受けた読者も多かった。
チョッパーにとってもルフィのこの言葉は心に深く刻まれている様子で、七武海くまの策略で仲間と離散しトリノ島に滞在を余儀なくされた第595話でも、チョッパーは件のシーンを回想し2年後の再会を胸に強くなることを決意している。
第152話より台詞抜粋
チョッパー
「おれば人間゙の仲間でもないんだぞ!!バケモノだし…!!」チョッパー
「…だから…お礼を言いにきたんだ!!!」チョッパー
「おれはここに残るけど」チョッパー
「いつかまたさ…気が向いたらここへ」
ルフィ
「うるせェ!!!いこう!!!!」ゾロ
「うるせェって勧誘があるかよ…」チョッパー
「お゙お゙!!!!」
余談
- 誤解されやすいが原作でのルフィの台詞は「行こう」ではなく「いこう」が正しい。
- この時、ルフィはチョッパーを医者だと知らず単なる「七段変形面白トナカイ」として勧誘していた。サンジに至っては有事の際の「非常食」として認識していた。まともにチョッパーを医者だと思ってたのはナミとビビくらい。
- このシーンの前にチョッパーはルフィに怖気づいて逃げ回っていたが、その一因はチョッパーと初対面したウソップが「バケモノだーーーっ!!!!」と思い切り叫んだため。そんなウソップとチョッパーだが一味同士となって以来その仲はとても良好。タッグを組んで行動することも多い。
- 非常にインパクトの強いシーンであるため、アニメやゲームでドラム王国編が描かれる際も力が入った演出で盛り上げてくることが多い。しかし、作品によってはこのシーンの前後の流れは簡略化または改変されるケースもあることから、ルフィの強引さが原作より際立って見えてしまう事態もよくある。
- ネット上では改変コピペの一部にも流用されている。無暗に乱用すると顰蹙を買うこともあるためご注意。
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