このぐらいの年頃の男とはそういうものだろうとは、昔を懐かしむ時の台詞である。
概要
アクセルシンクロを体得した事で「シューティング・スター・ドラゴン」の力に目覚め、イリアステルの一角・プラシドを倒した遊星。その後、自分が散々に破壊したプラシドの亡骸に走り寄ると突如、プラシドの体が空に上っていくと同時にどこからか、老人の声が聞こえてくる。
「この男に敗者の情は要らん・・・君に情けをかけられた事を知ったら、この男は大層傷つく・・・
このぐらいの年頃の男とはそういうものだろう。ワシにも覚えがある」
イリアステルのリーダー格であるホセの発したこの「年長者として若者を気遣う」という達観した台詞が多くの視聴者たちに受け、遊戯王5D'sという作品におけるツッコミ文句名台詞の1つとして定着した。
ちなみに掲示板のレスなどではよく「ワシにも覚えがある」と続くのだが、こちらの発言は別の放送回で発した台詞であり、正確には後には続かない。もっとも、自らの過去を思い返すという点に関して相性が良い組み合わせなので、違う場面で発した台詞がいつからか一緒になったものと思われる。
掲示板や動画のコメントなどでは主に、若さゆえの過ちを思わせる行為や書き込みに対する切り返しとして用いられたりする事が多く、「まるで意味がわからんぞ!」などの台詞と同様の感覚で用いられる。
「ワシにも覚えがある」と後ろに付けるかは任意で。
放送当時は「仲間への思いやりも持ってるんだな~この爺ちゃん」といった印象であったが、
まさかその台詞は本当の意味で、若き日の自分自身に宛てた台詞であったとは思いもよらなかった事だろう・・・
このくらいの年頃の男とはどういうものだ?
- 自分のカードを渡してやったデュエルチームが敗れた腹いせに、ゴーストを大量発生させる。
- さらにゴースト共々自らも出撃するが、実は仲間のデッキからカードを盗んできていた。
- 挙句、仲間たちの忠告を無視して、本当の力を見せてやる。
- 劣勢に陥ると口やかましく、野次や言葉責めの限りを尽くしてアクセルシンクロを失敗させる。
- その末にアクセルシンクロの阻止に何とか成功すると、盛大に勝ち誇る。
- さらには勢いに乗って、蜂の話まで始める。
- そして遊星が体勢を立て直した末にもう一度アクセルシンクロに挑もうとすると、今度は巨大竜巻を発生させる。
- しかし仲間の絆の力の前には巨大竜巻に言葉攻めを合わせても全く通用せず、シューティング・スター・ドラゴンを召喚される。同時に竜巻も消滅させられ、暗雲までも吹き晴らされる。
- さらには機皇帝の防御能力を自慢しても「それはどうかな」の一言で切り捨てられた。
- その結果、2回までの攻撃を耐え凌ぐ機皇帝を5回連続攻撃で完膚なきまでに破壊され、敗北。その結果機皇帝と共に自らも爆発して真っ二つに。夕方6時放送のアニメとは思えないほどの凄惨な散り様を迎える。
- 挙句、自分を負かした相手に「大丈夫か!」と駆け寄られる。
- おじいちゃん「傷つきやすい年頃だから同情しないであげて」
- 少年「ボクのカードパクッたお返しに、お前のデッキ全部もらっとくからな」
- その後もドサクサに紛れて、チーム5D'sに自己紹介を始める仲間たちから「一番下っ端」と紹介された。
- 要するに、「泣きっ面に蜂」を地で行く決着。
関連動画
関連項目
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