しゃもじとは、
- 主にご飯を盛るのに使われる道具。本項で記述する。
- しゃもじ(ネコ) - 動画が投稿されているネコの名前。→マイリスト
- しゃもじ(歌い手) - 歌ってみた動画を投稿している歌い手。→マイリスト
- しゃもじ(踊り手) - 踊ってみた動画を投稿している踊り手。→マイリスト
- しゃもじ(エンコード職人) - 動画エンコードを担当している職人。→マイリスト
- 麗杓文字(実況プレイヤー)の投稿動画に付けられるタグ。→マイリスト
- しゃもじP - バトルドームのMAD動画等を投稿している動画投稿者。詳細は当該記事を参照。
- もしかして→森利道
概要
ご飯を盛るために使われる道具。弥生時代の遺構からしゃもじのような道具が見つかっており、とても歴史の長い道具であることが推察される。一旦物を載せる道具なわりに形状ほぼ平面であり、おたまのような深い窪みは付けられていない。使用中にぶつかる釜等に余計な傷がつかないように縁は丸く加工されている。盛る他には混ぜたり撹拌したり、鍋やフライパンで具材を炒める際にも使われたりする汎用性のある道具である。プラスチック製は耐熱性の問題もあるのでフライパンの攪拌には向いていない。
しゃもじの語源は「杓子(しゃくし)」であり、これを江戸時代以前の女房方が奥ゆかしく答えるために、露骨に杓子といわずに、しゃの付く文字(言葉)から杓文字(しゃもじ)と呼ばれるようになった(室町時代には既にしゃもじと呼んでいたらしい)。このような例で、今は古語だが、恥ずかしいことを「おはもじ」と言うなどいろんな例があったが、今日現存しているのは「しゃもじ」、あるいは女性用の付け髪を「かもじ」というぐらいである。やや古くなったが、近年でもホの字やキの字などの似たような例はある。
材質は竹や木やプラスチック等。ご飯がこびり付かないように表面を加工されているタイプもある。
2023年3月、岸田首相がウクライナに訪問した際に巨大な墨書きの「必勝」という文字が書かれたしゃもじを寄贈した。木製しゃもじは首相の出身地である広島の名産品であり、厳島神社には同じく巨大な墨書きのしゃもじが奉納されているという由緒正しき縁起物である。「天下の富を掬い上げる」、飯を取る道具であることから「敵を召し取る」、というゲン担ぎに使われ、勝利や成功、商売繁盛を祈る土産物として販売されている。かつては日清・日露戦争で墨書きしゃもじが戦勝祈願に使われたという。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 調理器具・食器の一覧
- ラケット?いいえ、しゃもじです。
- 突撃!隣の晩ごはん
- かっこいいご飯の盛り方
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