アサファ・パウエルとは、ジャマイカの陸上競技者(短距離)、元100m世界記録保持者である。
概要
短距離、中でも100mを専門としており、元世界記録保持者(当時9秒74)
恵まれた筋骨格を持っておりその体と瞬発力を生かしたスタートが特徴。通称「エクスプローシブ・スタート」。
日本で彼の動きを検証した際、朝原宣治は彼の走りを見て「僕達が(日本人が)あれをしようとすると続かないんですよね。形は真似できるんですけど、結局トータルで考えるとすごいパワーを使うんで(僕達は)100m走りきれない。」と発言している。
この検証中に腹部のMRI画像が撮られているが、内臓が収まっているべき場所に筋肉が詰まっていたという逸話がある。
2002年から陸上に力を入れ、2003年の世界陸上パリ大会に出場している。
なお、この大会は2次予選でフライングによりジョン・ドラモンドとともに失格になっている。
世界記録を保持していた当時世界陸上、オリンピックの優勝経験が無いため「無冠の最速男」と呼ばれていた。
その反面リレーでは必ず結果を残すため「ミスター・リレー」といわれている。
陸上競技エリート家系
特に言われるのが彼の親族が陸上競技において実力を持った人物が多い事である。
父親は100m10秒2、母親は100m11秒4、4人の兄もすべて100m10秒5以内の出鱈目家族である。
チキンハート
世界大会で結果を残すことができてない一員にメンタル面の弱さを指摘されている。
オリンピックや世界陸上においては決勝まで進むもののスタートで飛び出すが中盤以降走りが硬くなり抜かれてしまう事が多い。
スタート前は非常にナーバスになると言われているが現在は少しずつ改善されてきてるようだ。
技術的にもメンタル的にも改善の余地があるため、まだまだ記録の更新が期待されている。
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関連項目
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