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アチャチャアーチャー

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アチャチャアーチャーとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。

概要

九十九遊馬の使用するモンスターの1体。レベル3の炎属性・戦士族で、召喚・反転召喚（・特殊召喚？）に成功したとき、相手に500 ポイントのダメージを与える効果を持つ。

初登場は右京先生とのデュエル。
先生のテラ・バイトコンボに苦しめられる中、颯爽と登場。右京先生に向かってかっこよく火の弓を引いたところまではよかったが……。

アーチャチャー！

自分の火弓で熱がるという、まさかのドジっ子を披露した（カード名から容易に想像できることではあるが）。それでも放った弓はしっかり右京の心臓を射抜いているあたり、弓の腕は確からしい。
一応、ダメージは与えたのだが、すぐに「ダメージ・ワクチン Ω MAX」で回復されてしまった。
さらに「No.34 電算機獣テラ・バイト」の効果でコントロールを奪われ、遊馬に向かって弓を引くはめに。しかし、「No.39 希望皇ホープ」の効果で攻撃は無効にされ、テラ･バイトコンボの犠牲になることは免れた。
最終的に「ズババナイト」とともに「No.17 リバイス･ドラゴン」のエクシーズ素材となる大役を果たした。

キャッシーとのデュエルでも登場。やっぱり「アーチャチャー！」は健在だった。ダメージを与えることには成功したが、キャッシーはむしろ喜んでいる様子だった。
その後、キャッシーのフィールドの「捨て猫」を攻撃しようとしたが、「捨て猫」2体のロックにかかり、「アチャ、アチャ」と言いながらどちらを攻撃するか迷っていた。一応、「フリップ・フラップ」でロックの脱出に成功し、「捨て猫」を戦闘破壊できたものの、それが「怪猫変化」の発動トリガーとなり、特殊召喚された「化け猫」の効果で破壊された。

Ⅱになってから大分たった、オービタル7とのデュエルで久々に登場。
召喚され、オービタルに500 ポイントのダメージを与えた。オービタルもダメージを受ける際に「アチャー！」と乗ってくれた。その後「パクバグ」と共に「弦魔人ムズムズリズム」のエクシーズ素材となった。
しばらくして「クレーンクレーン」の効果で墓地から特殊召喚され効果を発動、オービタルに500のダメージを与えようとしたところで、さらに遊馬はこのダメージを無効にすることで「アチャチャチャンバラー」を特殊召喚し、直後に「アチャチャチャンバラー」と共に「太鼓魔人テンテンテンポ」のエクシーズ素材となった。

シリアス展開にアチャチャが似合わないせいか、というより単にレベル4ではないせいか、「ゴゴゴゴーレム」などと比べて出番が少ない。

アニメでは、初登場時からⅡのVSオービタルに至るまで、カード画像はOCGと同じものが使用されている（特殊召喚では効果は発動しない）が、VSオービタルでは墓地から特殊召喚された際に効果が発動していた。デュエル構成のミスだろうか。

後に同じく名前に「アチャチャ」を持つ、「アチャチャチャンバラー」が登場した。また、遊馬が使用するアーチャーモンスターとして「チャッチャカアーチャー」も登場している。しかし、それ以上関連カードが登場することもなく、カテゴリ化されることもなかった。

アニメ公式サイトで行われたモンスター人気投票では、「ゴゴゴゴーレム」を抜いて7位となった。

OCG版

「GENE RATION FORCE」（2011年 4月16日発売）でOCGに登場。

効果モンスター
 星3/炎属性/戦士族/ATK 1200/DEF 600
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、相手ライフに500 ポイントダメージを与える。
※「GENE RATION FORCE」収録のカード（GENF-JP003）による

アニメと同じ能力でのOCG化となった。

召喚するだけでダメージを与えられるが、数値が500と低いのが難点。類似する効果を持つ「墓守の呪術師」は特殊召喚にも対応しているが、こちらは対応していない。多少条件は違うものの、同じく500 ダメージを与えられ、高めの攻撃力も持つ「ヴォルカニック・エッジ」のほうが、アタッカーとしても利用でき汎用性は高い。
また、単にダメージを与えることだけが目的である場合、自身を墓地へ送る必要はあるものの、1000 ポイントのダメージを与えられる「ファイヤー･トルーパー」も存在する。