アルタナ連合軍とは、「ファイナルファンタジーXI(FF11)」に登場する軍隊である。
概要
本編の約20年前、水晶大戦の時代に結成された「サンドリア王国」「バストゥーク共和国」「ウィンダス連邦」「ジュノ大公国」の4か国による連合軍。(サンドリア王国の事実上の属国である「タブナジア侯国」を含めて5か国と数えることもできる。)
「アルタナ」とは、人間5種族を生み出したとされる女神のことで、連合4国では形式・宗派や程度の差はあれど、この女神が広く信奉されている。
天晶暦861年、闇の王は傘下に収めた獣人諸国の指導者たちを集め、その場にて人間諸国の壊滅を宣言。翌年にはサンドリア王国領ノルバレン地方に攻撃を開始【ジャグナーの戦い】し、水晶大戦が勃発した。
当初、人間諸国は各国個別でそれに対抗していたが、結果として惨敗を重ねていた。
ジュノ大公国のカムラナート大公は各国の指導者たちを集め、軍指揮系統を統合する連合軍の結成を提案した。【ル・ルデ会談】
この会談により歴史的軋轢に対する和解が為されて誕生したのが、この「アルタナ連合軍」である。
それまで劣勢だった人間諸国はこれを機に盛り返し、最終的に勝利を得るに至った。
ハイドラ戦隊
天晶暦862年11月に結成されたアルタナ連合軍最強の多国籍教導部隊。各国から精鋭中の精鋭が集められたが、この結成にはサンドリア王国の思惑が多分に含まれていたらしく、大半がサンドリアの騎士団上がりのメンバーで構成されていたようである。
天晶暦863年8月、事実上の最終決戦と言える「ズヴァール城攻囲戦」のさなか、獣人血盟軍の精鋭部隊との交戦中に突如発生した闇に包まれ、敵軍ともどもそのほとんどあるいは全員が行方不明となった。
FF11のゲーム内では1パーティが最大6人で構成されるが、これはハイドラ戦隊が6人1組の小隊で行動していたことに由来するという設定がある。
アルタナ四国協商
終戦後、戦争により疲弊しきった各国はその後も同盟関係を続けることを望み、連合軍は解散したものの、「アルタナ四国協商」としてそれが実現することとなった。
この同盟関係は現在も続いているものの、各国間の関係は必ずしも良好とは言えず、様々な問題を現在進行形で抱えている。
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関連項目
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