クレイボーン・ボイドの遺書(The Tastament of Claiborne)とは、1947年にオーガスト・ダーレスによって書かれた『永劫の探求』シリーズの三作目である。『ウィアード・テイルズ』。
概要
クレイボーン・ボイドの遺書とはオーガスト・ダーレスによって書かれた小説である。
H.P.ラヴクラフトの書いた小説『クトゥルフの呼び声(The Call of Cthulhu)』を基にした作品。
ラバン・シュリュズベリイ博士が登場し、前半は手記、後半は手紙形式になっている。
登場人物
- クレイボーン・ボイド ……本作の主人公。大叔父の研究に巻き込まれる。
- ラバン・シュリュズベリイ ……夢に現われる謎の老人
- アサフ・ギルマン ……クレイボーン・ボイドの大叔父。神話を研究していた。
- アリステア・H・グリンビー……アドヴァケイト号の航海士
- ジェイフェット・スミス ……長身痩躯の謎の男
- ジュダ ……アサフ・ギルマンの遺産の管理をしていた弁護士
- ヴィベルト・アンドロス ……リマ大学の教授
- アンドラダ ……ペルーで原住民に教えを説く神父
名前だけ登場
- アドヴァケイト号の乗員(ランドール船長、ブレイク、シドンズ、ハーカー、ピータースン、ワイルズ、 ヒューウィット、アダムス、ジャコブスン、リチャードスン、ペトリ、シモンズ、ジェド・ランバード)
- ヘンリー・W・エイクリイ →『闇に囁くもの』参照
- ランドン・エトリック ……オカルト・レビューに魚人間(Fish-Men)の論文を発表したイギリス人。
- ヨハンセン →『クトゥルフの呼び声』参照
- バイロン ……ジュダとともに弁護士事務所に
- ガイドと兄 ……ペルーの案内をしてくれる、有能
- サントス氏 ……アンドロス教授が紹介してくれた人。
物語の概要
クリオール人の研究をしていたクレイボーン・ボイドは、ある日、大叔父の遺産を相続した。
その遺産には原住民の美術品コレクションや研究の記録やメモであり、その研究に惹かれていく。
そして大叔父の研究を理解したボイドはペルーに向かい、目的を果たすべく行動を起こすのだった。
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関連項目
- クトゥルフ神話
- オーガスト・ダーレス
- 永劫の探求
- クレイボーン・ボイド
- ラバン・シュリュズベリイ博士
- H.P.ラヴクラフト
- ヘンリー・エイクリイ
- ネクロノミコン
- 屍食教典儀
- 旧支配者
- 深きものども
- マチュ・ピチュ
- 『クトゥルフの呼び声』
- 『インスマスを覆う影』
- 『闇に囁くもの』
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