コペルニクス的転回単語


ニコニコ動画でコペルニクス的転回の動画を見に行く
コペルニクステキテンカイ
  • 6
  • 0pt
掲示板へ

コペルニクス的転回とは、それまでの認識が、地がひっくり返るように変わってしまうことである。

概要

「コペルニクス」って?

コペルニクス」というのは、15~16世紀のポーランド天文学者の名前。「地動説」を唱えたことで知られる。

2世紀ごろから、ヨーロッパでは地球の周りを太陽が回っているという「天動説」が広く信じられていたが、コペルニクスは当時の技術で改めて科学的な検証を行い、太陽の周りを地球が回っているという「地動説」を唱えた。

とはいえども、コペルニクスが地動説をに発表したのは死の間際であり、さらに当時は仮説の段階にとどまっていた。地動説が科学的に実されるのには死後から100年以上かかった。地動説の提唱後、すぐに人々にこの考え方が受け入れられたわけではなかったのである。

「コペルニクス的転回」の初出

18世紀の哲学者であるイマヌエル・カントが初めて使用したとされている。著書『純理性批判』に「コペルニクス」への言及が見られる(ただし、カント自身は「コペルニクス」には言及しているが、「コペルニクス的転回」という言葉は使っていないのでは?という摘もある。参考exit)。

一言でいうと、「これまでは『が認識より先に存在する』と考えられていたが、実際には『認識が対より先に存在している』のである」…という考え方の変わりようを、先ほどのコペルニクスの例になぞらえて「コペルニクス的転回」と呼んでいる。

よくわからないので簡単に言うと、考え方が180度変わっちゃうような発想の転換のことである。

ニコニコ動画での使用例

発想の勝利」「その発想はなかった」と似た意味でも使われるが、「もが思いつき得たのになぜか今までもやってなかった」「灯台下暗し」のような動画タグが付けられることが多い。

主語と修飾語がひっくり返っていたり、体が回るような動きのある動画でも使われることが多い。

関連動画


同名の曲

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 6
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

みかりん* (生) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: しつね
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

コペルニクス的転回

1 ななしのよっしん
2021/01/01(金) 13:48:00 ID: rZjhvVZRAh
コペルニクスは当時の技術で改めて科学的な検証を行い
(成功したとは言っていない
地動説がなかなか広まらなかった理由として、宗教的な理由もあるが、
地動説の科学的根拠が乏しいからというのも大きい
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2021/01/01(金) 13:56:09 ID: 7nktEom2It
地動説の理論の欠陥であった「年周視差が観測できない」というのが観測技術の発展によって解消され、
地動説が仮説ではなくなったのはコペルニクスの死後180年後のことであった
👍
高評価
1
👎
低評価
0
3 ななしのよっしん
2022/02/25(金) 22:39:18 ID: OCC/huiT6i
てかコペルニクスの地動説より
プトレマイオス天動説のほうが惑星の位置予測が正確だったってのも大きいと思う

コペルニクスとて惑星の軌は円軌だといっており、
カントを採用していたプトレマイオスの方がまだマシだった面もある

楕円軌を唱えたケプラーでようやく正確性で天動説を上回り、この辺から支持者が増え始めた印
(同じ時期にガリレオ天体観測金星の満ち欠けと大きさの変化をよく説明できるのは地動説とした)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
4 ななしのよっしん
2022/03/20(日) 23:20:48 ID: KUdkNW7AZ+
天動説と地動説が互いに鎬を削ったからこそ知見が深まったって部分は間違いなくある。
ところでニュートン力学で考えると、太陽系惑星運動を記述するなら地動説のように太陽を座標の中心に据えると計算が簡単って話になるだけで、科学的な事実としては「地球太陽の周りをまわる」も「太陽地球の周りをまわる」のどちらも言えると思うんだが、なぜ地動説が正しいって教育になっているんだろう?
👍
高評価
0
👎
低評価
3
5 ななしのよっしん
2024/05/04(土) 22:19:56 ID: b9uOmjo1Ma
天動説と地動説が互いに鎬を削ったからこそ知見が深まったって部分は間違いなくある
ねーだろ、地動説を掲げるやつなんてコペルニクス以前にもごまんといたよ
天文学を発展させたのは、ティコ・ブラーエが生涯をかけて積み重ねた当時最高精度の図だよ
あれがなきゃケプラー法則を思いつかなかったし、あれさえあればケプラーでなくともかしらが法則にたどり着いていただろう

科学的な事実としては太陽系のあらゆる体は相互にを与えながら複雑な軌を描いているのであり、どっちが中心というのも正しくないな
動の座標系だと地球の自転から生ずる遠心力の力として処理しなきゃならなくなる
👍
高評価
2
👎
低評価
3
6 ななしのよっしん
2024/10/20(日) 00:23:55 ID: aNx2KterBu
>>4
年周視差
👍
高評価
0
👎
低評価
0
7 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 03:05:53 ID: QKgyNuw6Xy
もっと単純に考えて質量率で考えれば、地動説の方がどちらかというと理にかなってると言いやすいのでは?
例えば地球太陽重力による運動を考えてると、
太陽系の質量は99以上が太陽の質量で、それらの相互運動を考えたとき、
あまりに太陽の質量が大きすぎて回転中心は太陽の中心点からど動かない位置になって、
まるで太陽を中心に地球転してるような運動に見えてしまう。
それは地動説そのもの。
天動説なら地球にとんでもない質量がないとこういう結論にならない。

実際には微少でも地球には質量があるから、厳密に扱うには当然そのほんの少しズレる回転中心を基準とした連星的な計算をしなきゃいけないけど、
普通に考える分には地球の質量によるズレなんて無視してもさして問題は起こらない。
👍
高評価
1
👎
低評価
0
8 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 16:52:51 ID: asUbhuq2JV
>>sm37888539exit_nicovideo
👍
高評価
0
👎
低評価
1

ニコニコニューストピックス