灯台とは、湾岸部に設置された船舶用の目印となる建造物である。
曖昧さ回避
- 灯台(おりものの人) - ゆっくり実況プレイ動画投稿者灯台デモクラシー(通称:灯台)氏の関連記事。
概要
塔の形をしている背の高い建造物で、最上部には遠くの船舶が確認できるように強い光を放つ光源を有している。夜間にはその光を回転させたり[1]、明滅させたりしながら船舶航行のための情報を提供している。日本では海上保安庁の管轄。
現在日本で稼働している灯台は無人化されており、人件費は必要なくなったものの自然環境における故障のリスクは無視できず、安全な航行に支障をきたす為、動作確認や定期修理のための「灯台見回り船」というものも存在する。(灯台守がいた時代は生活消耗品等の補充も行っていた)最後の有人灯台は長崎県の女島灯台であったが2006年12月6日に無人化。
日本で一番高い灯台は島根県出雲市にある出雲日御碕燈台で、塔高は43.65m。こちらは百年以上前に立てられたものであり、一般公開されている参観灯台の一つでもある。
本来は船舶・海の安全用ではあるが、雄大な海に対して岬の突端、丘の上など特徴的な場所に大きく建設される事も多く、昼夜問わず大きく目立つことから地域や観光の名所・シンボルマークとして愛される事も多い。フィクション作品でも海のシンボルマークのひとつとして描かれる事や、高所から海を眺望するといった用途に使用される事もある。
また身近なことには気づきにくいことを意味することわざとして「灯台下暗し」があるが、この灯台とは上記で述べた航路標識ではなく、皿の上に光をともした昔の照明器具のことである。
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関連項目
脚注
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