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サヨナラ守備妨害とは、2014年日本シリーズ第5戦で起きた両者ともに後味の悪いゲームセットである。
概要
2014年日本シリーズの対戦カードは福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース。勝敗を3勝1敗としたホークス。勝てば日本一になる第5戦でそのプレーは起きた。
8回裏にホークスが1点を先制し、タイガースが追い詰められ最終回を迎える。
9回表、クローザーのデニス・サファテ投手がマウンドに登るも制球が定まらず、1アウトを取るも満塁としてしまい、この場面で迎えるバッターは西岡剛。
カウントが3ボール1ストライクとなった5球目、西岡の打撃はファーストゴロ。ファーストからホームへのフォースアウトからファーストへの3-2-3ホームゲッツーという場面。ホームはアウトになり2アウト。そして、ファーストへ送球したボールは西岡の背部に直撃。送球ミスでセーフになったと思われた。
しかし、球審の白井一行審判が「バッターランナーがファールラインの内側を走っていたため送球が当たり、ファーストの捕球を妨害した」と判定。守備妨害の判定となって西岡はアウトとなり、3アウト。これによりホークスの勝利で試合終了となり、福岡ソフトバンクホークスの日本一が決定した。
なお、1950年から続く日本シリーズの歴史の上でも、守備妨害による試合終了は初めての出来事であり、文字通り前代未聞の珍事であったが故にネット上では騒然となり、「新たな伝説を作ってしまった。」「優勝よりも笑いを取りに行ったか・・・」「33-4」「後味悪いな~」「なんでビデオ判定しない?」など、当然ながら騒動に発展した。
なお、ニコニコを含む動画投稿サイトにはその場面を抽出し、スローにした動画が上げられている。
また、西岡剛本人もルールを承知の上で、ラインギリギリを走っていたという旨のコメントをFacebook上で記している。
今回の判定の要因となった内側走塁について解説する。
基本的に走者はダイヤモンドを走塁する際にダイヤモンドの外側を走らなければいけないことになっている。そして打撃走者としてホーム~1塁までを走る場合においては、同塁間の外側半分辺りのところから引かれているスリーフットラインという枠内を走ることが原則とされている(オーバーランや進塁による膨らみは判定されない)。
この判定がよく適応される例として、走者挟み込みの際はスリーフットラインの幅が両側に適応される。これはタッチから逃れようとするランナーが逃げ場を自由に作れないようにするためである。もちろん1塁から2塁、2塁から3塁、3塁からホーム塁間は審判の主観で判定される。もちろんはみ出した時点でアウトが宣告される。
実質ボールが近くにあったり、するなどシビアな場面での判定が多い。これには逆もあり、スリーフットライン上は走者の進行できる道でもあるため、守備が走者にぶつかったり、塞いでしまうと走塁妨害を取られてしまう。守備、走者ともにこのライン上はリスクがあると言えるであろう。
今回のような事例は長く野球を経験していれば珍しいものではない。特に1塁までの場所はラインも引かれていることから判定は厳しくなる。プロ野球での事例はおそらく過去にあるかないか、少年野球等では守備を妨害されていなくても審判からの指導が入ることもよくある。いずれの判定にせよ、審判に疑われるラインを走っていたのは事実であり、どちらに判定が転んだにしても良いプレーとは言えないだろう。
関連動画
関連項目
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