スイッチ・オフとは、週刊少年ジャンプで連載中の篠原健太の漫画、SKETDANCE(スケットダンス)の登場人物「笛吹和義(うすい かずよし)=スイッチ」の過去編のタイトルである。
概要
スイッチ(笛吹和義)の彼が自らの言葉で話さなくなった過去の事件を描いたもので、単行本5巻収録の第42~44話で前、中、後編の3話で構成されている。
詳しい内容はネタバレになるため差し控えたいものの、現在投稿されている動画が激しくネタバレであるため、判断が微妙である。
過去編の導入のコマとして上記のような文が書かれている。過去編の舞台となる登場人物の年齢、季節が説明されるものなのだが、スイッチ・オフに関してはここに文章として最初のミスリードがある。同一ページにキャラクターが描かれているためその効果は高い。
兄弟と幼馴染の存在が語られるが、物語は「スイッチ」の兄の目線から語られていく。
単行本のスイッチ・オフ後編のセルフライナーノーツには、「人が一切の言葉を閉ざす事」に対する作者の考えが書かれている。単純に、「言葉を話さないキャラクター」で終わってしまわないところに作者自身の作品に対する思いが窺い知れる。
そのセルフライナーノーツにおいて「描く機会のないまま連載が終わってもよかった」と語っており、当時の担当編集者に「想像の5倍くらい暗かった。」と言わしめた逸話が載せられている。
また、その最後には主人公であるボッスン(藤崎祐助)に対して後は頼んだという言葉が綴られている。時折登場人物の動きを登場人物に任せるという、なんとも作者らしい言葉である。
明らかに少年誌とは思えないカラー(色ではない)で描かれ、あまりにもダークな内容であることと、この事件によってスイッチが口を閉ざし、そして今現在にいたるまでの物語が語られていないことから
漫画自体についてはSKETDANCE(スケットダンス)の項目をご覧ください。
主な登場人物
笛吹 和義(うすい かずよし)
笛吹 正文(うすい まさふみ)
関連項目
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