ダッソー航空機(ダッソー・アビアシオン、Dassault Aviation)とは、フランスの航空機メーカーである。
概要
マルセル・ダッソー(出生名:マルセル・ブロシュ)が起業したフランスの航空機製造会社(航空機メーカー)。 フランス最大の軍用機製造会社であり、同社が開発した戦闘機シリーズ「ダッソー・ミラージュ・シリーズ」で有名である。
1928年、マルセルがマルセル・ブロシュ航空機会社(アビオン・マルセル・ブロシュ、Société des Avions Marcel Bloch)を創設。1935年にシュド・ウェスト航空機会社(Société Aéronautique du Sud-Ouest)に改名。しかし、1937年にシュド・ウェスト航空機製造国営会社(Société Nationale de Constructions Aéronautique du Sud-Ouest、SNCASO)として国営化されてしまったため、マルセル・ブロシュ航空機株式会社(アビオン・マルセル・ブロシュ、Société Anonyme des Avions Marcel Bloch、SAAMB)を新設した。
第二次世界大戦後、マルセルは自身の名前をマルセル・ダッソーに改名、兄がゲリラで使用していた暗号名「d'assault」(突撃の)にちなむ。1947年12月20日、社名も同様にマルセル・ダッソー航空機(アビオン・マルセル・ダッソー、Avions Marcel Dassault)に改名した。
1971年、ルイ・ブレゲー航空工場株式会社(Société anonyme des Ateliers d'Aviation Louis Breguet)と合併、マルセル・ダッソー航空機ブレゲー航空機(ダッソー・ブレゲー、アビオン・マルセル・ダッソー・ブレゲー・アビアシオン、Avions Marcel Dassault-Breguet Aviation、AMD-BA)となる。
1990年、ダッソー航空機(ダッソー・アビアシオン)に社名を改名。現在はマルセル・ダッソー産業グループ(グループ・ダッソー、グループ・インデュストリエル・マルセル・ダッソー、Grope Industriel Marcel assault、GIMD)と呼ばれる複合企業に成長し、グループ・ダッソーは航空機メーカーとしてのダッソー・アヴィアシオン株式を約50%保有、残りの約50%は欧州航空防衛宇宙会社(European Aeronautic Defence and Space Company、EADS)が保有している。
軍用機
- ブロシュSEA IV
- ブロシュMB.120
- ブロシュMB.150
- ダッソーMD.315 フラマン
- ダッソーMD.450 ウラガン(ウーラガン)
- ダッソー・ミステール
- ダッソー・シュペル・ミステール
- ダッソー・ミラージュ
- ダッソー・エタンダール
- ダッソー/ドルニエ・アルファ・ジェット
- ダッソー・シュペル・エタンダール
- ダッソー・ラファール
- ダッソーnEUROn(ニューロン)
民間機
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 脱走
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