バットマン:ロング・ハロウィーンとは、DCコミックス社のコミック作品である。1996年から1997年にかけてミニシリーズとして刊行された。時系列的にはフランク・ミラー作の『バットマン:イヤーワン』の後日談にあたる。著者はジェフ・ローブ(作)、ティム・セイル(画)。
概要
本作はバットマンシリーズ最大のミステリーと銘打たれており、同時に本シリーズを代表するヴィランの1人「トゥーフェイス」の誕生が描かれる。謎の連続殺人鬼「ホリディ」を巡って二転三転するストーリーと衝撃の結末がアメコミ界を震撼させた。
映画ダークナイト三部作の監督を務めたクリストファー・ノーランも「バットマン製作にあたって、影響を受けたコミックは数知れないが、僕が一番大きな影響を受けたのはこの『ロング・ハロウィーン』だ」と公言するほど。特にノーラン版第二作『ダークナイト』では犯罪者撲滅を誓い合ったバットマン、ジム・ゴードン、ハービー・デントの協力関係が次第に崩れていく様、恋人を失いハービーがトゥーフェイスに変貌など、その影響が強い。
本作の続編として『バットマン:ダーク・ビクトリー』がある。
関連動画
関連商品
関連項目
- 3
- 0pt