フェイタンとは、漫画「HUNTER×HUNTER」に登場するキャラクターの一人である。
概要
幻影旅団のメンバーのであり、最古参の1人。廃棄物投棄地帯である流星街の出身。
普段は口元から足元まで覆うような襟と裾の長いマントのような服装をしている。会話の際、語尾に「ね」をつけたり、「っ」の発音を抜いたりと、特徴的な口調で喋る。
性格は他の旅団メンバー同様仲間以外の他人に対して冷徹で残酷。GIにいたころはフィンクスと一緒にプレイヤー狩りに興じるほど好戦的である。拷問が好きであり拉致してきた陰獣の梟を拷問にかけたり、競売の進行役(オークショニア)を拷問の末に殺害している。ノブナガに腕相撲で勝ったゴンにも拷問をかけようとした。具体的な描写は余りないがその拷問内容はウヴォーギンに「フェイタンが体に聞いたからまず本当だ」と言わしめ、フェイタン本人曰く「(自分の拷問を受けた)彼が今日一番気の毒なヒトだたね」と自他共に認める程のものである。同じ旅団のフィンクスと行動を共にすることが多い。逆に身勝手な行動を団長から黙認されているヒソカのことは嫌っている。
変化系の念能力者で、念能力はこれまでに受けたダメージに応じて攻撃を返す許されざる者(ペインパッカー)。同能力で発動する攻撃には種類がいくつかあるようだが、作中で使われたのはキメラアントのザザンとの戦いで発動した太陽に灼かれて(ライジングサン)のみ。コストパフォーマンスは高めなようで腕一本の骨折と吐血する程度のダメージで圧倒的な防御力を誇ったザザンを焼き殺すほどの熱線を敵に浴びせることが出来る。ただし広範囲に能力が及び対象を敵味方区別しないため仲間も巻き込んでしまう危険もある。そのため他のメンバーはフェイタンが能力発動時には全員がその場から逃げる。能力の性質上、最初から能力を使うことは出来ないため戦闘では通常仕込み傘を武器にゾルディック家のカルトですら目で追えない程の高い機動力を駆使して戦う。能力を使わなくともその殺しのスキルと戦闘への考え方は徹底しており、キメラアントのザザンと戦った時は動きを本調子に戻すためのリハビリのつもりで戦っていたがザザンが大きな隙を見せたことで練習台としてすら見限り即座に硬でトドメを刺そうとした(もっともその徹底さが仇になり予想外のカウンター攻撃を受け能力を使わざるえないほどのダメージを負うハメになった)。
関連動画
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関連項目
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