マリナ・イスマイールとは、機動戦士ガンダム00のヒロインである。ファンサブ界隈での通称は「マリナ様」から「貧乏姫」、挙句の果てには二次創作ネタの「魔王」まで幅広い。繰り返すが機動戦士ガンダム00のヒロインである。
概要
中東・アザディスタン王国の第一皇女。隣国・クルジス共和国を併合し王政復古を宣言したアザディスタンは、かつての王族の血を引くマリナを「皇女」として遇するようになる。それまでの彼女は一般家庭で育った音楽志望の女性でしかなかった。すなわち、クルジス併合の後始末・改革派と保守派の対立・三大勢力との外交等さまざまな課題を抱えるアザディスタンにおける(作られた)カリスマ的存在。一般国民からは尊崇されてはいたが、側近のシーリン・バフティヤール以外にこれといって信頼のおける部下はいなかった様子。
外遊先のスコットランドで、戦争根絶を掲げて武力介入を繰り返す私設武装組織・ソレスタルビーイングのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイと運命的な出会いを果たす。
目指すものは同じでも取るべき手段が決定的に相容れない両者であるが、マリナにとって「目的」のために自らを傷つけ続ける刹那は絶対に見捨てられない存在であり、刹那にとってマリナはかつて自分がその手で壊した大切なものを思い起こさせてくれる存在だった。そこらへん小説版まで読まないと解りにくいけどな!ファーストシーズン・セカンドシーズンと混迷する世界の中で激しく翻弄されつつ、何度も出会い、別れを繰り返すその中で二人は少しずつ互いのことを理解していく。二人の長い道程は劇場版のラストシーンでついに大団円を迎えることとなった。
ちなみに本人及び刹那はミレイナ・ヴァスティの「二人は恋人なのですか?」の問いを即座に否定している。珍しく色恋沙汰方向にまったく話が向かわなかったガンダムヒロインである。
余談
機動戦士ガンダムAGEの主人公「フリット・アスノ」の母親の名前が「マリナ・アスノ」であり、演じた声優もマリナ・イスマイールと同じく恒松あゆみ氏である。
関連動画
関連項目
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