Missy Elliottとは、アメリカを中心に活躍するミュージシャン、音楽プロデューサー、女優である。
概要
幼少の頃から母親思いだったミッシー。しかし、母に対してDVを起こす父を見て育ち、生活も苦しいものであった。この生活から脱する為に、彼女はマイケル・ジャクソンのようなスターを目指して作詞・作曲の勉強を始めた。1989年には4人組の女性ボーカルグループ、シスタを結成。ディヴァンテ・スウィングに見初められた彼女らはエクレトラと契約するもアルバムデビューにはいたらなかった。が、ミッシーの楽曲にほれ込んだフェイス・エヴァンスにより、ソングライターとしての仕事をこなすようになる。その過程で、盟友ティンバランドに出会う。そして、二人が作り出した楽曲を収録したアリーアのアルバム『One In A Million』や同アルバムからの作品で大ブレイク。
粘り気のあるラップスタイルと革新的なサウンドが評価され、ついに自身もElektraとアーティスト契約、シングル「The Rain(Supa Duva Fly)」でデビューを果たす。デビュー作もヒットを記録し、1stアルバムも高い評価を得る。日本では「チキチキ」と言われていたティンバランドの変則シンコペーションビートと、ミッシーの決して張り上げないタイトなラップ、ビューワーが衝撃を受ける先進の効果を多用した不思議なプロモーションビデオなど、作品のセールス以上に記憶に残るポイントにより、世界中にファンを増やしていく。2001年にリリースしたシングル「Get Ur Freek On」は日本人男性(たまたま掃除に来ていた日本人)による音声が日本で話題となった。同年には自らがプロデュースを手がけ、Christina AguileraやMya、P!NKにLil' Kimらをフィーチャーしたカバーソング『Lady Marmalade』でその手腕を改めて見せ付けた。
自身もオールドスクールをフィーチャーした『Under Construction』が自身最大とヒットを叩き出し、『This Is Not A Test』でレゲェ/ダンスホールを取り込み、『The Cookbook』ではテクノやハウスを効率よく使用するなど、トラックメイキングのセンスは既に並大抵のトラックメイカーが到達するにはかなりの時間を要する域に達していた。
2005年にはアディダスとのコラボレーションファッションブランド「Respect M.E.」を立ち上げ、2006年にはそのブランド名を冠したベストアルバムをリリースした。現在は待望の新作『Block Party』を製作中。リードトラックと思われるLil Wayneとの曲「All 4 U」がネットにリークされる事件に見舞われてたが、順調に製作は進んでいるという。
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