- プロ野球選手一覧 > メルビン・バンチ
メルビン・バンチ(Melvin Lynn Bunch Jr.)とは、元プロ野球選手である。
概要
| OB | |
|---|---|
| メルビン・バンチ Melvin Bunch |
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| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | テキサス州 |
| 生年月日 | 1971年11月4日 |
| 身長 体重 |
185cm 88kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 1992年 |
| 引退 | 2002年 |
| 経歴 | |
| 選手歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
1971年11月4日生まれ。アメリカ合衆国テキサス州テクサーカナ出身。
1993年のMLBドラフトにて、15巡目でカンザスシティ・ロイヤルズに指名され契約。
1995年にロイヤルズからメジャーデビューを果たす。同年は13試合に登板し、1勝3敗、防御率5.62という成績を残した。その後、なかなかメジャーに定着できず、1999年、移籍先のシアトル・マリナーズで5試合に登板したが、結果は残せなかった。
1999年オフに中日ドラゴンズと契約。当初は先発投手としてではなく、年俸の安いお値打ちな中継ぎ投手としての獲得であった。
入団初年度の2000年、オープン戦前半時点では打ち込まれる場面も目立ったが、川上憲伸らの出遅れにより開幕一軍入りを果たすと、NPBデビューから2戦目の横浜ベイスターズ戦でノーヒットノーランを達成。オールスターゲームにも初出場を果たし、最終的には14勝8敗、防御率2.98という好成績を残して、最多勝のタイトルを獲得した。
2001年、前半戦は精彩を欠いたが後半戦は巻き返し、10勝8敗、防御率3.38を記録。中日所属の外国人投手としては史上初めて来日1年目から2年連続で二桁勝利達成となった。
2002年、開幕からローテーションを守り、まずまずの成績を残していたのだが、ナゴヤドームへ向かう最中に体調不良を訴え登板回避。その後の検査で心臓疾患による不整脈との診断が下され、帰国。そのまま現役を引退した。
帰国後、2005年に心臓に異常なしという診断を受け復帰を志したが、復帰は叶わなかったようである。
プレースタイル・人物
長身から投げ下ろす150km/h超えの直球と、スプリットなど多彩な変化球を操り活躍した右腕。
投手でありながら打撃を得意としており、NPBでは3本塁打を記録。また、福岡ドームで本塁打を放った最初の投手でもある。
性格は非常に明るく、チームメイトたちから教えてもらった『まぁええてぇ~』『〇〇だがや』など名古屋弁を使い、チームを和ませることも多かった。
成績
通算投手成績
| 通算:5年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB:2年 | 18 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 50.0 | 21 | 23 | 45 | 41 | 6.84 |
| NPB:3年 | 69 | 5 | 1 | 6 | 9 | 120 | --- | .400 | 189.1 | 50 | 141 | 63 | 61 | 3.19 |
タイトル・表彰・記録
- 最多勝利:1回(2000年)
- JA全農Go・Go賞:1回
- IBMプレイヤー・オブ・ザ・イヤー賞:1回(2000年)
- 愛知トヨタドラゴンズクラウン賞:1回(2000年)
- ノーヒットノーラン:(2000年4月7日、対横浜ベイスターズ戦)
関連動画
関連項目
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