セーブとは、ラテン語の「salvāre」という単語が語源になっており、これは「安全にする」などの意味を持つ。
英単語として「save」と言った場合は「安全にする」「救う」「防ぐ」「守る」「そのままの状態を継続する」「保存する」などの意味を持つ。セーヴと書かれることはまれ。
また、派生して以下のようにも使われている。
ソフトウェアのセーブ
一般的なソフトウェアにおいてのセーブの意味合いは(揮発性の)メモリ上にある現在の状況を、(不揮発性の)なにかの記憶装置に保存することを言う。日本語で保存、書き込み、格納と表記されることもある。
コンピュータゲームのシステムにおいては、プレイのデータを電源を切ったりゲームオーバーしても消えない状態にすることを言い、次回のプレイ時は通常ここから始まる。
そのほかにも中断・スリープモードなどがあるが、これらは完全な意味でのゲーム保存はされず概ね次回ロード時にデータが消去されるか、電源を遮断せずにメモリ内にデータを残すかなどの意味である。
クイックセーブ
クイックセーブ(どこでもセーブ)とは、本来の所謂セーブポイントではないところでプレイ中のゲームの状況をそのままセーブできる機能である。セーブ数は1つか多くても2~3つであるが、タイトル画面からすぐにゲーム再開できるなど使い勝手はよい。クイックセーブから再開することをクイックロードという。
かつでは主にADV、SLGに実装されていたた機能であるが、DSやPSPなどの携帯型のゲーム機では移動中や他の用事の待ち時間など短時間にプレイして終わったらすぐ止めるという遊ばれ方もされるため携帯型ゲーム機のソフトでは便利機能の一つとしてジャンルを問わず普及している。
その場合、あくまでもいつでもプレイ中のゲームの状態をそのまま中断・保存できるようにすることでいつでもゲームを中断・再開できるのが目的であるので、正式なセーブとは分けられていることが多い。
特に、ファイアーエムブレムや不思議のダンジョン等何度も同じところからロードされるとゲーム性を損なうようなゲームの場合一度ロードするとそのデータは消え、再度同じ場所からのやり直しが出来ないようになっているものもある。
また、ゲームそのものではなくエミュレーターでサポートされている機能であることも多く、その場合はその状態の全ての変数を一時保存し、ロード時に全く同じ状態から開始させるものをさす。
これを利用して最善手を何度も何度も調査・追記するこでで極限を追求するのにも使われたりする⇒TAS
スポーツのセーブ
野球
詳細はセーブ(野球)を参照
サッカー
関連項目
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