ルピナス(ファイアーエムブレム)単語

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アスク王国にある国境の霧の森に暮らすルピナスは人々に白昼夢を見せる力を持っている。
夢の国アルフからアスク王国へと舞い戻ったヴァイス・ブレイブ一行は現実には存在しない悪夢に遭遇、悪夢を退けようと奮闘するピアニーと再会を果たし、ピアニーの案内の元ルピナスと出会う。
彼女に夢の王フロージが悪夢の国【スヴァルトアルフ】に連れ去られたことを説明、スヴァルトアルフに最も近いとされる夕日の沈む【黄昏の岬】へと向かう。道中で黒妖精スカビオサに妨害されるもエンブラ帝国皇女ヴェロニカの助力もあり、ルピナスの力を使ってスヴァルトアルフへとたどり着くことに成功する。

しかし、フレイヤの目論みが裏目に出た結果フロージは自らの命を絶ち、フレイヤの怒りの矛先を向けられてしまう。そして、そんなフレイヤの口から妖精達の真実が伝えられる。
ルピナスも他の妖精たちもフロージとその妹フレイヤの力により作られた夢の花の蜜を飲み、人間から妖精となった一人で、ルピナスの人間時代は他の妖精たちと比べると幼く生まれたばかりの子供であった。
その生い立ちは酷く痛々しいものでルピナスが人間だった頃の母親はルピナスを産むつもりがなく、産まれたその時から育児を完全に放棄していたこと、ルピナスが常時空腹と眠気に見舞われているのはその頃の想いが残っているからだということが明かされる。

フレイヤは妖精達の命を天秤にかけ、交渉を持ちかけるも決裂。フレイヤの手により消滅……とはならず、フレイヤの本人すらも理解できない想いから消滅を免れる。本編ではルピナスについては描かれてなかったものの、恐らくピアニー同様生存していると思われる。