エクラとは、ファイアーエムブレムヒーローズ登場するキャラクターのことである。
※国外ではKiranという名称になっている。
概要
ファイアーエムブレムに登場するキャラクター達を英雄として召喚することができる人物でシリーズにおけるマイユニットに近いプレイヤーの分身と言えるキャラクター。
その為、一部のキャラクターからは過去のマイユニットなどを彷彿とさせられる人物と認識されている。
ちなみに記事名である"エクラ"というのはデフォルト名であり、変更することもできる。
人物像
容姿/性別
その容姿は金の紋様の入った白いフードで覆われており、体型もイラストでは中性的であるため性別含め明らかとなっていない。
後述のマイ召喚士システムでは見た目の変更が可能で、男性的な容姿も女性的な容姿も存在する。
また、ムービーでは体格から男性である可能性が高い。
ちなみに、公式4コマ漫画『英雄たちの日常』においても基本的には性別表現は行われていないが、38話(板垣ハコ氏担当回)では上半身裸になっているシーンがあるため男性、218話(鈴華氏担当回)ではマイ召喚士システムでの見た目変更のうちの一つの女性容姿で描かれている。
性格/立ち位置
本編では直接口を開くシーンは描かれておらず、下記のマイ召喚師導入後にもボイスがついていないが特に無口キャラというわけでもないらしく、ヴァイス・ブレイブなど他キャラクターとの会話もあるため文字として表記されていないだけの模様。
また、ホームでの会話などでは過去のマイユニットのリスペクトや遊んでいるプレイヤーを意識した言動が見られ、本編や想いを集めてなどでは召喚した英雄たちへの想いなども語られている。
現代知識があるととれるような会話もあったり、キャラクターからの印象やキャラクターに対する態度等は描かれているものの、詳しい人物像や過去にいた世界などは明らかとなっていない。
キャラクターとの関係
基本的に召喚されたどのキャラクターも仲良く接し、(契約の力もあってか)好印象を持っているキャラクターも多く存在する。中には利用しようと企てるものや自分の領域に踏みこもうとするエクラを遠ざけようとするものなどもいる。
アルフォンスとの関係
過去にアルフォンスは仲が良かった英雄を戦場で失うという辛さを経験していた為最初こそエクラとは距離を取ろうと考えていたようだが、現在は半身と言っても過言ではない存在となっている。
そのこともあってか、エクラが危険な状況になると助けようと奮闘し無事を確認できると安堵する姿が作中でも描かれており、その様に恋愛的な勘繰りをされたこともあるがその場にいたシャロンが否定をし、その上でアルフォンスや自分にとっての『特別な人』と説明している。
作中での活躍
物語冒頭でアスク王国の特務機関【ヴァイス・ブレイヴ】の隊長であるアンナが古の伝承である『滅亡に瀕したアスク王国を救う救世主』を召喚するため行った儀式で召喚される。同じく伝承である『真の鍵【ブレイザブリク】を捧げよ…さすれば異界より【ブレイザブリク】を撃ち放つ真の英雄が現れるであろう…』との言葉の通りアンナから授かったブレイザブリクを扱い、ヴィオール(2018年のアップデート以後はタクミ)を召喚したことで敵軍を薙ぎ払い、アンナと共に特務機関の一員であり王族でもあるアルフォンスやシャロンらと出会い、彼らアスク王国とエンブラ帝国との戦いに身を投じる事となる。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でお願いします。 |
第1部ではエンブラ帝国側も古の伝承について把握をしており、エクラに出会った瞬間から殺意を見せていたヴェロニカ皇女が召喚を阻止するため遺跡破壊を目論むも阻止されたこともあってか【エンブラ帝国の王族のみが持つ扉を閉じる力】によりヴァイス・ブレイブの一行と引き離す作戦を練り実行され危機的状況に見舞われる。が、ザガリアの助力もあり大事には至らずそれをきっかけに1部の物語は佳境へと向かった。
第2部では古の予言書に書かれた通りの業火でアスク王国に攻め入ってきたムスペル王国の足取りを追い、進軍をしていた際に軍師であり異伝2に登場し、ヴェロニカに戦渦の儀式を行うよう誘導したロキに遭遇。戦闘後にブレイザブリクの光の導きによりニフル王国の第2王女であるフィヨルムを発見、彼女たちニフル王国と協力しエンブラ帝国及びムスペル王国と戦うこととなる。
1部幕間や2部道中で夢の中でエクラに助言をし、道を指し示してきたスリーズを失うが、彼女は最後の力をブレイザブリクに宿すことで絶望的であった戦いに活路を見出すことができた。
第3部ではアルフォンス達の父親グスタフの名の元、過去に壁を築き封じてきた西方の洗涼たる墳墓から繋がる死の国、その壁が何者かにより破壊され攻め入ってきた為死の国の王であるヘル、アスク王家の偉大なる祖であり神竜アスクと契約を交わし異界を開く力を得たと言われるアスク王国初代王リーヴ、エンブラ帝国の偉大なる祖であるスラシルらと戦うこととなる。
様々な苦難や大きな犠牲を出しながらも物語の冒頭で戦い捕虜として加入したエイルを連れ進んだ先にて、エンブラ帝国のヴェロニカも協力を得て【アングルボザの心臓】の力を宿した亡き異界のエクラのブレイザブリク【死銃ブレイザブリク】を手に入れることに成功する。
第4部ではアスク王国辺境の麦の穂の村にて村民が日が開け落ちても眠り続ける【眠り病】にかかってしまった為、その調査に向かうところから始まる。アルフォンス達の母ヘンリエッテから【馥郁たる香炉】という毒を打ち消す香炉を預り、調査に向かった先でロキに出会い彼女を警戒しつつもその道中深い眠気に襲われ、夢の国アルフへと迷い込み………
第5部ではアスク王国に攻め込んできたニザヴェリル王国と戦い、それを率いていた第一王女レギンの頼みでニザヴェリル王国第一王子ファフニールを止める為に向かったヨトゥン王国にて、レギンにエクラの確保を指示したオッテルに騙されていたヨトゥン王国第一王女ノートに連れ去られてしまう。一時は扉を壊す神器【ヤーングレイプル】を作るための材料にされかけたものの、なんとか無事救出された後、レギンらと共に物語に終止符をうつ。
物語の終了後に公開されたエンディングムービーにて『己の目的のために異界から英雄達を呼び寄せる』『彼らを駒として扱う気分はどうだい?』などエイトリとエクラは似たようなものだと指摘されるが……。
マイ召喚師システム
2021年2月のアップデートより導入されたシステムで見た目やスキルのカスタマイズ等、様々なイベントなどに関わるシステムとなっている。
なおかんたんタップバトル等、一部イベントではマイ召喚士グラフィックは反映されていない。
カスタマイズ機能
前述の通り、マイ召喚師にはカスタマイズ機能が存在し【名前】【挨拶】【外見】【スキル】【アクセサリー】を設定することが可能となっている。前述の通り、現段階ではボイスは実装されておらず、戦闘時や挨拶時にキャラクターのようなボイスは存在しない。
- 名前はプレイヤーの名前とは別につけること可能。ただし、ストーリー上はプレイヤーの名前になる、8文字制限などが存在するので注意が必要。
- 挨拶は16文字ほどの文章を設定することが可能で設定をしていた場合に限り、マイ召喚師をフレンドへの挨拶に向かわせることができる。
- 外見は前述の通り、フードを被った姿を含む9種類から選択することが可能。もちろん従来のフード姿にすることも可能。(中には元々のフード姿とは明らかに体格が異なるものも存在する。)
- スキルはスキルを所持しているキャラクターの中から自由に選ぶことが可能。
- アクセサリーはキャラクター達が装備できるアクセサリーはもちろん、召喚師限定のアクセサリーをつけることが可能。
戦闘での活躍
ミョルニル
本来は英雄を召喚する神器【ブレイザブリク】を持ち、戦闘する能力も持ち合わせていないと思われるが、ミョルニル上に限り異世界の神器【死銃ブレイザブリク】を扱い戦闘することができるようになった。
また、前述で触れた通り2021年6月のアップデートより武器種を剣槍斧、赤緑青白の魔道書から選ぶことが可能となった。
なお、出撃が可能なミョルニルについてだがエクラは他のキャラクターとは異なりダブルを組むことができない仕様となっている。その代わりエクラ専用のマップギミックが複数存在し、発動するとエクラを中心にしダメージや回復など効果を得ることができる。
余談だが、現在はミョルニル開催時には必ず『エクラでのユニット撃破』のミッションが開催期間内に出る為、難易度問わずエクラでの撃破は行わないとならない。難易度は問わない為、最低難易度でも撃破数を満たせばミッション達成扱いとなる。
※ミョルニル反撃の日のグラフィックはデフォルトのグラフィックとなっている。
英雄たちの二人旅
あれでもマイ召喚士の死銃ってミョルニルだけで使えるという話では
戦闘以外での活躍
ホーム画面
ホーム上部のトップに設定しているキャラクターの隣に表示される。(なおメニューから非表示に設定可能)
また前述の通り、フレンドへの挨拶を設定している場合に限りフレンドへの訪問が行われる。
フレンドや闘技場等の他ユーザーのマイ召喚士
フレンド画面や闘技場等のフレンド申請画面や一部ランキング等で他ユーザーのマイ召喚士を確認できるようになった。また、プロフィールカードの左側にも表示される。
なお、マイ召喚士のステータス画面以外の名義はマイ召喚士ではなくユーザー名義となっている。
飛空城の日常
飛空城実装当時は宿屋や温泉等の一部施設を使うと極稀に登場することがあり、2021年6月以降はキャラクター設定可能となった。
英雄たちの日常
公式4コマ漫画『英雄たちの日常』でも登場しており、名前を『エクラ』、登場するのは今現在デフォルトのフードで、ゲーム本編とは異なり普通に話をするキャラクターとして描かれている。
…というレベルではなく、漫画担当にどのような発注及び許可をしているか等不明だが、登場するキャラクター含め他のファイアーエムブレムや召喚やイベントなどのシステムに触れるなどメタなネタにがっつり触れるまさにプレイヤーの分身と言える言動をしている。
作家により細かい部分は異なるが、基本的にゲーム内の戦術などの知識に長けた人物ではなく、わりとポンコツぎみに描かれている。
関連リンク
関連静画
関連項目
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- 300pt