レッド・リブートとは、アニメ「遊戯王VRAINS」および遊戯王OCGに存在する罠カードである。
概要
効果は遊戯王カードwikiより。
カウンター罠(制限カード)
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
2018年1月13日のFLAMES OF DESTRUCTIONで登場。
手札誘発の一種であり、「発動した罠カードの無効」「ターン終了時まで罠カードの発動を封印」という強力な効果を持つ。
複数の罠カードの発動を無効にしたいのであれば、《トラップ・スタン》が存在するが、あちらはあくまで罠カード。このカードは自身が先攻であれば相手が手札から《無限泡影》や《拮抗勝負》を発動した時のカウンター、後攻であれば罠カードガン伏せデッキへのカウンターとして効果を発揮する。カウンター罠なので、《神の通告》や《神の宣告》といったカウンター罠の効果に対しても無効に出来る。
ただし、このカードには3つのデメリットが存在する。1つは「発動時のコストとしてライフを半分支払う」こと、2つ目は「無効にされた罠カードを相手はそのままセットする」こと、そして3つ目は発動後に「相手は更にデッキから罠カードを選んでセット出来る」ことだ。
1つ目のデメリットは【ダイノルフィア】のようにライフを減らして強くなるデッキ、【ヌメロン】のようなワンキルデッキであれば問題ないだろう。そもそも《神の宣告》の時点で、盤面制圧してしまえば実質ノーコストという見方が存在していた。
問題は2つ目と3つ目で、《ハーピィの羽根帚》や《ライトニング・ストーム》で破壊しない限り次ターン以降、相手は伏せた罠カードを活用出来てしまう。但し、X召喚が可能なデッキであれば、《天霆號アーゼウス》でフィールドのカードを一掃するという戦術が存在する。
アニメ(後述)では【オルターガイスト】に対して使われていたが、OCGでも当時環境デッキであったオルターガイストへのメタカードとして効果を発揮した。サイドデッキでの採用率が高いことから、OCGでは2020年1月1日に準制限、2021年1月1日に制限カードに指定された。
OCGでは2022年10月時点でも制限カードのままだが、TCGとマスターデュエルでは正反対の改訂がなされた。
OCG同様、マッチ戦がメインのTCGでは2020年1月20日に制限カードに指定、2022年10月3日に禁止カードに指定された。罠カード主体のデッキがマッチ戦で戦いやすくするための禁止と思われる。
一方、マスターデュエルでは2022年9月30日の改訂で準制限に緩和された。
マスターデュエルでは一発勝負のシングル戦がメインのため、緩和当時は【エルドリッチ】、翌年同時期で言えば【ラビュリンス】のような罠デッキが一定の存在感を示している。
罠デッキへの規制として《王宮の勅命》《虚無空間》等の強力な罠カードの禁止等に留まらず、罠カードの発動を限定的に封じるレッド・リブートを緩和したと思われる。
ちなみに、マスターデュエルでは演出が用意されている。
アニメでは
《オルターガイスト・プロトコル》の発動に対して、ライフを半分払って手札から発動し、その発動を無効にしてセットさせた。
ゴーストガールはデッキから《オルターガイスト・カモフラージュ》をセットしたのだが、この行為が《トポロジック・トゥリスバエナ》による効果ダメージを増やしてしまい敗北に繋がってしまった。
関連項目
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