ヶ単語

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「ケケケケヶヶ_・・・!!」

ヶとは、日本語のひとつであり、小さい片仮名の「ケ^(け)」である。

※ちなみにこの文字では平仮名も実はある → ゖ

概要

ヶ

Unicode: U+30F6
JIS X 0213: 1-5-86

本来の読み方では「が」になるが、用法としては3文字以上の名詞に限って、基本的に前から続く文字と後ろにも続く文字の間に挟んで置くものであり、頭文字や末尾文字につかない日本語だとする。ただ、読み方が「か」の場合もあるとして、数の単位に使われる、○ヶ月や、○ヶ所、○ヶ国もあるが、一般的には「ヶ」より「ヵ」のほうが多いとされる。また、固有名詞^[1]として用いられているものもあり、特に日本の地名などで多種多様に見られやすい。これに関しては[後述：『ヶ』の使用例]で。さらには昔話『桃太郎』内に登場する「鬼ヶ島_{(おにがしま)}」の正式な表記に用いられている。

キーボードでのローマ字入力法では「 X_さ → K_の → E_い」または「 L_り → K_の → E_い」の三つの順に押す。また、「け」で入力変換しても「ヶ」は必ず出てくる。

『ヶ』の使用例

地名にちなんで、町中にある鉄道駅やバス停留所、信号付き交差点、道路施設（高速道路でのインターチェンジ・サービスエリア・パーキングエリア他）など命名しているものも様々。

なお、「○ヶ○」と「○ケ○」「○が○」のいずれか三択としての表記ゆれも含まれている例もある。

日本の市
- 茅ヶ崎市（神奈川県）
- 鶴ヶ島市（埼玉県）
- 駒ヶ根市（長野県）　　など
  　
  ＊表記ゆれ
- 龍ケ崎市
- 関ケ原町
  　
町(字)名
- 阿佐ヶ谷（東京都）
- 百合ヶ丘（神奈川県）
- 姉ヶ崎（千葉県）　　　など
  　
駅名（大百科記事のあるものだけ記載・ごく類似となっての表記ゆれに注意）
- 自由ヶ丘駅（愛知県/名古屋市営地下鉄）／自由が丘駅（東京都/東急電鉄）
- ひばりヶ丘駅（東京都/西武鉄道）／ひばりが丘駅（北海道/札幌市営地下鉄）
- 霞ヶ関駅（埼玉県/東武鉄道）／霞ケ関駅（東京都/東京メトロ）
  　
- 幡ヶ谷駅
- 聖蹟桜ヶ丘駅
- 祖師ヶ谷大蔵駅
- 井土ヶ谷駅
- 鶴ヶ峰駅
- 狭山ヶ丘駅
- 新鎌ヶ谷駅
- 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅：関東で最長駅名になる
- 須ヶ口駅
- 松ヶ崎駅
- 醒ヶ井駅
- 学研奈良登美ヶ丘駅
- 三国ヶ丘駅^[2]
- 越ヶ浜駅
- 弓ヶ浜駅
- 吉野ヶ里公園駅
- 旭ヶ丘駅(曖昧さ回避)　　　など全国で百ヶ所以上

脚注

*地名以外にも「ヶ」を含んだ名字も何件かあるが、使用されている人物に対しては非常にレアな方でもいえる。なお、一番多くいらっしゃる名字では「日ヶ久保_{(ひがくぼ)}」で、全国のうちおよそ170人の方々となっている（名字由来netより参考）。
*南海電鉄の駅。JR西日本の駅は一貫して「三国ケ丘駅」表記で、記事名はそちらに準ずる。