漢字として
- 意味
- 数の7、7回、7番目。
- 字形
- 諸説ある。
- 〔説文解字・巻十四〕では「陽の正なり。一に从(したが)ひ、微陰、中より衺(なな)めに出づるになり」と、十に似た字形を陰陽的に解釈してる。しかし、字は別のものを表し7の意味は仮借であるとする説もある。切断した骨の形であるとする、切り捨てることとする説などがある(切との関連で解くものが多い)。
- 音訓
- 音読みはシチ、シツ(漢音)、シチ(呉音)、訓読みは、ななつ。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校1年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 〔説文解字〕では部首として扱われている(が、含まれているのは七だけ)。
- 声符
- 七を声符に持つ漢字に叱、切(会意説もある)などがある。
- 語彙
- 七音・七覚・七官・七去・七竅・七賢・七国・七書・七生・七情・七縦七禽・七政・七星・七草・七体・七珍・七転八倒・七福神・七変化・七宝・七雄・七曜
- 参考
- 日本での大字は漆。ほかに㭍、桼、柒も使う。
異体字
互換文字
関連項目
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