漢字として
- 意味
- 数の4、4回、4番目、という意味がある。
- 字形
- 横棒4本による指事。〔説文解字・巻十四〕では「陰數なり。四分の形に象る」とあるが、昔の字形は亖であり、一、二、三と同様の形である。亖では三と紛らわしいので四の形を用いるようになったという。四の字形は呬から仮借したものという。じゃあ呬(息とか休むとかという意味)の四はなんの形かというと、口の象形らしい。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音、呉音)、訓読みは、よ、よつ、よん。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 〔説文解字〕では部首として扱われている(が、含まれているのは四だけ)。
- 声符
- 四を声符に持つ漢字に呬、泗、柶、牭、駟などがある。
- 語彙
- 四阿・四悪・四夷・四海・四君・四史・四肢・四書・四神・四声・四大・四達・四知・四天王・四道・四百八十寺・四分五裂・四方・四方八方・四民・四面・四面楚歌・四欲・四六
- 参考
- 大字は肆。
異体字
互換文字
関連項目
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