上條大地とは、特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』の登場人物である。
概要
かつてソードオブロゴスに所属していた、先代の炎の剣士。今作の主人公・神山飛羽真の夢の中にも度々現れている。
15年前の戦いでは、尾上亮や大秦寺哲雄と共に、同志であり組織を裏切った富加宮隼人・仮面ライダーカリバーと戦う。その際、飛羽真の前で「覚悟を越えた先に、希望はある!」と言い、飛羽真を救うも長らく生死不明となっていた。
第10章において、現在は隼人に成り代わり、仮面ライダーカリバーとしてメギド側についていることが判明した。
聖なるワンダーライドブックを手にするためにアヴァロンへ向かおうとし、飛羽真の持つブレイブドラゴンワンダーライドブックを狙っていた。しかし、求めていたキングオブアーサーが飛羽真の手に渡ったことで計画を変更。キングオブアーサーを超えるワンダーライドブックの製作に取り掛かる。
第12章では、自身の元に現れた富加宮賢人と一騎打ちとなり、新たな形態・ジャオウドラゴンで応戦。激しい戦闘を繰り広げたが、最後はエスパーダに勝利した。ジャオウドラゴンはその後も圧倒的な力を見せるも、セイバーのドラゴニックナイトには敵わず爆散。しかしすぐに闇黒剣月闇から復活を果たし、「大いなる本(=目次録)」への突入を画策。メギドとソードオブロゴスの全面戦争になる。
裏切りの真実
この項目は、ネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
目次録の空間内において、セイバーとカリバーは再び対峙。戦闘の際、彼は自身がソードオブロゴスを裏切った理由を明らかにする。
15年前、先代の闇の剣士であった隼人とは仲間であり友であったが、突然「全ては世界を救うため」と言って裏切られ、ルナを使って二つの世界をつなごうとする。彼は仕方なく隼人を倒すも、本の中に飲み込まれたルナを救うことはできなかった。
この事件をきっかけに、「隼人を変えてしまったのはソードオブロゴスなのではないか」という疑念を持つようになり、自身が闇の剣士となって真実を追い求めることを決意した。
しかし、仲間を信じた飛羽真に敗北し、彼は自らの間違いを悟る。そして、飛羽真に自身に代わって「ソードオブロゴスの中にいる真の敵」を暴いてほしいと頼んだ。
その直後、密かに目次録の空間に侵入していたデザストに背後から刺され、デザストアルターライドブックを奪われた。
上條は、闇黒剣月闇を飛羽真に託すと伝えて息絶えたが、闇黒剣月闇とライドブックは消失。飛羽真の手に残ったのは、上條と隼人、そしてソフィアの3人が写った写真だけだった。
上條の死後、彼の疑念を裏付けるかのように、組織内で不穏な動きが見られ始める。
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関連項目
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