世界一可愛い味噌汁の具とは、幻想郷に生息する小さくてかわいい味噌汁の具のことである。
概要
東方Projectのキャラクター、少名針妙丸を指した言葉。ファンからの愛称。
一寸法師を元ネタとする彼女は頭にお椀を被っており、種族:小人という設定も相まって、二次創作では目玉の親父よろしくお椀をお風呂代わりにしている動画やイラストがしばしば投稿されていた。
そのちっちゃくて愛らしい姿と、隙あらば出汁を取られたり汁を啜られそうになったりするという憂き目から誰が呼んだか味噌汁の具。
これだけならただの二次創作上のアダ名でしかないのだが、深秘録にて衝撃の真実が明かされた。
マミゾウのスペル「二ッ岩家の裁き」である。これはスペルを食らったキャラクターが、魔理沙ならカラス、神子ならミミズクという具合に元ネタやイメージに謂れのある動物の姿へと変えられてしまうというものであり、針妙丸の場合はネズミやリス等の小動物だろうといった予想が立てられていた。
だが……いざ蓋を開けてみれば、その姿はなんと貝。更に言うと汁がなみなみと注がれた味噌汁そのものであった。「しじみがトゥルルって頑張ってんだよ!!」名実ともに針妙丸が味噌汁の具となった瞬間である。筆者は椀になりたい。
この他、霊夢の勝利台詞にて「お前の身体で出汁をとってやろうか!」という旨の発言が飛び出したりと、公式にとっても完全に(被)食い物キャラとなったようだ。針妙丸の危険が危ない。
哀れ、これから先彼女もまた動画やら薄い本やらで偉大な先人たちのように、亡霊の腸へと散ってしまうのであろうか。はたまた、才気煥発だった始祖のような食えないキャラと成り得るのだろうか……全ては神のみそ知るである。
余談
- 尚、世界一かわいいという形容詞は伊達ではなく、深秘録では「ハムスターさながらにお椀を回し車にする」「勝利ポーズにて某海産物一家のペットと同じ挙動で腰をフリフリ」といった非常にあざといプリティな動作が披露され、そのかわいさに拍車がかかった。いざ幻想郷に押し入ったら戦々恐々としていた宇佐見菫子も、針妙丸に対しては「かわいい」「癒される」「ペットにしたい」という台詞を発しており、そのかわいさの程が窺い知れる。幻想郷であっても十分に事案レベルな発言だが、例え彼女でなくったって誰もが同じことを思っただろう。
- 貝というモチーフは単なるネタではなく、蛤の妖怪「蜃」を表したものではないかという見方もある。
蜃とは幻を見せる息を吐く妖怪であり、「空中に楼閣を出現させる」と伝えられている。要は東方三月精3部2巻に出てきたアイツである。
また、現実における蜃気楼は光の屈折によって発生する現象であり、状態によっては対象物が逆さまになって見えたりする事もある。
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関連項目
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