- 武内享(とおる) - 日本のミュージシャン
- 古川享(すすむ) - 日本の実業家
- 孫崎享(うける) - 日本の外交官
- 横須賀享(望月享、すすむ) - 日本のプロレスラー
- 林享(あきら) - 日本の競泳選手
漢字として
- 意味
- 供える、(供物を)すすめる、献上する、祀る、(供え物を)受ける、身に受ける、仕える、述べる、つつしむ、(饗と通じて)もてなす、(烹と通じて)煮る、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は亯。亯は〔説文・巻五〕に「獻ずるなり」とある。
- 字形
- 亨・享・亯・烹は甲骨文、金文では同じ字である。宗廟の象形説(〔古籀補〕)、城壁上の望楼の象形説、煮る器物の象形説(〔説文解字注箋〕)などがある。
- 音訓
- 音読みは、キョウ(漢音)。訓読みは、すすめる、うける、まつる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 享宴・享国・享祭・享受・享年・享有・享楽
異体字
- 亯は、〔説文〕の本字。JIS X 0212補助漢字。
- 𠅖は、〔説文〕にある篆文。
- 𠅠は、〔集韻〕にある古文。
- 𦕺は、〔石鼓文〕にある字で、享の異体とされる字。
- 𦴒は、〔字彙補〕に享と同じとある異体字。
- 𠅷は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 亨、烹は、同源の字だが用法に違いがあって現在では別の字として扱われる。
関連項目
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