仮面ライダーイクサとは、特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』に登場する仮面ライダーである。
概要
『仮面ライダーキバ』に登場する他の仮面ライダー「キバ」「サガ」「ダークキバ」の3つが作中で人間と敵対する勢力のファンガイアが作った鎧であるのに対し、イクサは対ファンガイア用に人間側の作ったパワードスーツである。
イクサナックルを体に触れさせて、ある程度の戦闘能力を持つ適合者と認められることで変身する。
そのため変身者が限定される他のライダーと違い、物語中では実に多くの人間がイクサに変身している。
現代編では名護啓介、過去編では紅音也が主な変身者だが、過去編では次狼、麻生ゆり、ルークが、現代編では麻生恵、襟立健吾、糸矢僚などが変身している。
仮面ライダーとしての専用バイクは「イクサリオン」。最高時速753km。
また巨大戦用に恐竜型巨大重機「パワードイクサー」を駆使する。
セーブモード
身長:218cm
体重:160kg
パンチ力:4.2t
キック力:1.8t
ジャンプ力:ひと飛び18m
走力:100mを9.6秒
主に過去編で登場する形態。完成当初はセーブモードしか存在しない上、長時間の変身によって多大な反動を受けるという危険性があった。
武装はイクサナックルのみで、ナックルフエッスルを読み込むことで必殺技「ブロウクン・ファング」を発動させる。
バーストモード
身長:220cm
体重:160kg
パンチ力:7t
キック力:3t
ジャンプ力:ひと飛び30m
走力:100mを6秒
過去編から22年経った現代編ではアップデートを重ねた「Ver.X」となっており、バーストモードの追加やフエッスル(キバのものを模した電子キー)などの装備が拡充されており、変身に伴う反動もほぼ無くなっている。
基本装備にイクサカリバーが追加されており、カリバーフエッスルによって「イクサ・ジャッジメント」を繰り出せる。またキバのアームズモンスターを奪うフェイクフエッスルなども装備している。
ライジングイクサ
身長:215cm
体重:120kg
パンチ力:20t
キック力:12t
ジャンプ力:ひと飛び70m
走力:100mを3秒
劇中で「Ver.XI」へとアップデートされた際に追加された強化形態。
イクサライザー(銃としても使用可能)を用いて強化変身する。ライザーフエッスルによって「ファイナルライジングブラスト」を発動できるが反動は極めて大きい。これが俺の遊び心だ!!
スーツアクターについて
仮面ライダーイクサのスーツアクターを担当している伊藤慎氏は、1980年代後半に放送されていた東映不思議コメディシリーズ作品『じゃあまん探偵団 魔隣組』のメインキャラクターの一人である江川ノボルを子役時代に演じていた経歴がある。
キバの過去編の舞台となる1980年代後半は、氏が実際に子役俳優として東映特撮に関与していた時代と重なるので、過去編のイクサを演じる点は、ある意味では「過去に俳優として参加していた時代の人物を演じる」という点でもある。実に数奇な巡り合わせな配役と言えなくもない。
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関連項目
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