住友ファーマとは、日本の製薬会社である。東証1部上場企業であり、住友グループの中核企業群『住友グループ広報委員会』に名を連ねる。
概要
- 1893年創業の大日本製薬が住友化学の医薬品部門を分離して生まれた住友製薬と2005年に合併して誕生。
- かつての社名表記は日本語では「大日本住友製薬」だが、英語では「Sumitomo Dainippon Pharma Co.,Ltd.」になる。
- 2022年4月に現社名に変更。英語での社名は「Sumitomo Pharma Co., Ltd.」になる。
- 主力商品は向精神薬と坑高血圧薬。
- 稼ぎ頭はインターフェロンα製剤『スミフェロン』。
- 旧大日本製薬は昔ヒロポンを売ってた事で有名。現在も作ってるらしいが、患者に処方する際は都道府県知事に医者が届出しなくてはならないそうな。
コーポレーションマーク・シンボルマーク・CI
コーポレートカラーは深緑色(DSPグリーン→SMPグリーンと呼ばれる)。大日本住友時代は当社のシンボルマーク『グリーンプリズム』は光と花をシンボル化したものであるが、住友ファーマになるとシンボルマークそのものである住友の紋章を用いることになる。なお、大日本製薬時代は丸にPの文字が入ったそのまんま『マルピーマーク』、住友製薬は住友の紋章『住友井桁』を使っていた。住友井桁は今でも一部の錠剤に刻印されている。住友ファーマに社名変更したときには、2005年10月の大日本住友に合併される前の住友製薬(住友井桁の色は水色)に使われている住友井桁が合併した大日本住友から16年半の時を経て、復帰した。
CIは「からだ・くらし・すこやかに」と発表されている。
関連動画
代表商品
※基本的に住友ファーマは『処方薬』の会社で、薬局で売っているような薬は売っていない。
- ヒビテン液：手術から傷の消毒まで何でも使われる消毒液。500mlと５ℓ（！）が販売されている。昔は１８ℓなんて物が販売されていた。業務用ローションですか。
- ヒロポン：いわゆる覚せい剤。個別記事参照。
- スミフェロン：抗がん剤の一種でインターフェロンα製剤。値段は１本約６千円～１万２千円だが三ヶ月間ほぼ毎日注射しないといけないという患者と国民健康保険の財布を搾り上げる金食い虫。
- パム静注：有機リン系農薬に対する解毒薬。ぶっちゃけ作っても赤字らしいが、住友製薬時代の親会社、住友化学が有機リン系農薬を作っており『もし事故が起きたらそれに対応するのは企業の義務だ』という歴代経営陣の判断で常に在庫を抱えていた。この歴代経営陣の判断は1995年の地下鉄サリン事件で正しいことが証明される。
関連商品
いや、ヒロポンとかニコニコ市場では取り扱ってないですから……。
関連項目
関連HP
- 2
- 0pt
